【レポーターデビュー】年越しはシラスをまく?地鶏だし手打ち蕎麦で年越し体験

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移住52日目(3日前です)。
地元のケーブルテレビBTV内の番組「こばナビ」(小林市を紹介する10分番組。役場とケーブルテレビの共同制作)の取材でした。

今回、企画から台本作成、レポーターまで担当させてもらいました!

山と畑をバックにオープニングの撮影。右は同じく地域おこし協力隊の今西さん。

山と畑をバックにオープニングの撮影。右は同じく地域おこし協力隊の今西さん。

 

「初めて過ごす野尻の冬の過ごし方」をテーマに、地域の方にいろいろ教えていただく企画です!

年越しは地鶏を一羽丸々使って、地鶏だしの手打ち蕎麦!

「この地域ならではの年越し料理ってありますか?」

”冬の過ごし方・楽しみ方”というと、まずは食!と思い、地域の方に聞いてまわったところ

「この辺は鶏文化だよ。年越し蕎麦は鶏出汁でつくる家が多いよ」

家で鶏を育てている方のお家では、毎年12月30日に地鶏を丸々一羽使って出汁を作り、手打ち蕎麦で年越し蕎麦を食べている!

という話を聞き、年越し蕎麦作りを再現してもらいました。

鶏をさばく姿は職人技!趣味でやってるとは思いません!

鶏をさばく姿は職人技!趣味でやってるとは思えません!

 

「鶏をつぶすところから見てもいいよ」
と言っていただいたのですが、勇気が出ず・・・今回は毛をとった後から取材させてもらいました。

今朝まで生きていた鶏は、スーパーで買う鶏肉よりプリプリ・艶々していた気がしました。

さばき方を教えてもらいながら、刺身用・炭火焼き用・そして蕎麦出汁用とさばいていきます。

手打ちそば初体験

手打ちそば初体験

地元産のそば粉で手打ちそば作り。

普段はパスタマシーンで切るそうですが、今回はテレビ用に包丁で切りました…!

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地鶏出汁の手打ち蕎麦、完成!

食レポ!

食レポ!

地鶏出汁の風味が美味!

蕎麦は見栄えは良くなかったですが、手作りはやっぱり美味しいですね。

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地鶏のお刺身!

数時間前まで生きていた鶏ですから、新鮮さがはんぱないです!

これは東京では食べられない美味しさ!

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地鶏の炭火焼きをいただきました!

シラス、をまく風習…??

食文化を学んでおなか一杯になった後は、風習を学びます。

「この地域ならではの、年越しの風習ってありますか??」

と聞くと、

「ん~シラスまきかな?」

シラスまき?

シラスをまくの??

シラス

宮崎はシラスもとれるから、シラスをまくのかな・・太っ腹?だなーと思いました。

野尻の生き字引と言われている郷土史の先生に、“シラスまき”を再現してもらいました。

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シラスとは、シラス台地の火山灰のことでした。

この地域では、年越し前にシラスを庭にまき、一年に感謝して新しい年へ向けて願い事をして清める・・という風習があったそうです。

また、シラスが乾くと白くなって、まるで雪のようになることも、シラスをまいた理由の一つらしいです。

雪が降らない土地ならではの発想だな・・

うちの前、手前がまいてないところ、奥がシラスをまいたところ。

うちの前、手前がまいてないところ、奥がシラスをまいたところ。

 

最近はコンクリートが増えたことや、シラスを山に取りにいく人が少なくなったことなどを理由に、シラスまきをする家庭はめっきり減ったそうです。

実際にやってみると、うちのこの狭いスペースでも一輪車3個分くらいのシラスをまきました。

風が吹くと飛び散ることも嫌がらている要因らしいです・・

でも、やってみると白く綺麗になって、清められる気もしました。

シラスをまいた庭を見つめるチョロ。

シラスをまいた庭を見つめるチョロ。

 

この土地ならでは!な食文化や風習は面白いなーと感じた一日でした!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Emi

北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。 広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。