脱満員電車、自然のリズムに近い働き方、お金がいらないストレス発散…東京から地方へ移住してよかったと思うこと①

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移住31日目。

東京から宮崎県小林市へ移住して、一か月が経ちました。

地域おこし協力隊の活動も含めて、日々いろいろ感じながら生きています。

文化の違いの戸惑いや、感覚の違い、生活環境に慣れること…など思うことはいろいろあり、よかとこばかりではないですが、今日は「よかったこと」に集中して振り返ってみます。

満員電車から田んぼ道の通勤へ。通勤苦痛から解放されたこと

東京生活で一番辞めたかったことは「毎日の満員電車での通勤」でした。

最後の方は、そこから解放されるために片道16キロをママチャリで通勤していました。

夏の通勤電車は、おじさんたちと肌がくっつくのが嫌で、、クーラーがんがん効きすぎなのも苦しく、〝いかに心を無にできるか”ばかりいつも考えていました。

7年間の東京生活の中で、最初は違和感だらけで、途中からは何も感じなくなって(感じることを放棄してた)、自分の真ん中を思い出すと違和感が耐えられなくなって…を繰り返して自分をごまかしながら生きていました。

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今の通勤風景がこれです!

家も役場の近くなので、車で5分。

ちょっと歩いても気持ちいい道が通勤路です。

車も人もあまり通っていなくて、しずか~に自然を感じながら出勤しています。

これだけで、移住してよかった!と思えるくらい快適です。

 

朝は早く、夜は暗くなったら働かない。自然のリズムに近い働き方ができる

田舎の朝は早いんです。

農家さんが多いので涼しい朝方から仕事を始めて、夜は暗くなるので働かない、という自然のリズムに近い働き方をしている人が多いと感じています。

ご近所の方も朝6時半に、うちの庭を機械で耕しにきてくれたり…町の目覚めが早い!

夜は街灯が少なく、真っ暗になります。

なので、18時くらいに帰宅すると「めちゃ遅くまで仕事しちゃった!」と焦ります。

東京にいたころは深夜まで働いて帰宅しても、電車にはたくさん同じような人がいるし、街は夜中でも明るいし、お店もたくさん開いているて、「深夜まで働いている自分は特別ではない」と思っていました。

日の出と共に活動を開始して、日の入りと共に家に帰る。

自然のリズムに近い働き方が当たり前にできる環境は、体にも心にも頭にも、ゆとりと余白ができて逆に生産性も上がるんじゃないかなーと感じています。

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うちの庭から見える夕日。

仕事から帰って縁側に座って、今日あったことをパートナーと話しながら綺麗な夕日が見られる時間は幸せを感じます。

 

ストレス発散にお金がかからない

東京にいたころは、ストレス発散にお金を使って消費していました。

深夜まで働いて疲れて気持ち的にもへこんで、元気を出そうと飲みに行ったり、甘いもの(お菓子やアイスとか)を買っては食べたり、カラオケに行ったり、美味しいものを食べに行ったり…

基本的にはお金がかかる、そういうものだと思っていました。

やっぱりお金が必要だ、頑張って働かないと生きていけない。

そう思うと残業も辞められない、嫌だと思っている仕事も文句言えない、無理するからその埋め合わせにお菓子を食べたり酒を飲んだり…

もうこのループから抜け出せなくなっていました。

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地方に来ても全くストレスがないわけではありません。

落ち込むこともイライラすることもあります。

そんなとき、カラオケも近くにないし、気軽に飲みにも行けません。

でも、車で5分、家の裏の山を登ると…町を見下ろす壮大な景色、ほとんど誰も来ない場所があるのです。

ここで大声で叫ぶと、超気持ちいいです!!

カラオケがなくても腹から声を出して、超気持ちいいです!!

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あとは、土に触れると落ち着く!

家にちょっとした家庭菜園スペースがあるので、ハーブとかいただいた野菜の苗とかを植えています。

土を触りながら庭仕事をしていると、適度に体を動かすし、大地のエネルギーを感じられる気がするし、なんか落ち着きます。

ストレス自体が減ったような気もするし、ストレス発散もお金をかけずに身近な自然が解決してくれる環境があること、これは有難いです。

 

移住してまだ一か月ですが、いつの間にか「当たり前」になっていることがある…と振り返ってみて思いました。

ああ、こんなに毎日の生活が変わっているじゃないかと思い出すことができました。

書き出してみると、小さなことだけど(比べてみると自分にとっては大きな変化!)いろいろ出てるので、第2弾につづきます。

外からの情報に飲まれず自分の世界に集中できる。東京から地方へ移住してよかったと思うこと②

 

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東京から宮崎に移住しました!
「#移住日記」書いてます。
宮崎県小林市で地域おこし協力隊やってます。

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ABOUTこの記事をかいた人

Emi

北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。 広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。