センス良く、おしゃれになりたい。
センスのよさってどこからくるんだろう?
おしゃれな人って何が違うんだろう?
いつも疑問でした。
おしゃれな人を観察していて、わかったのは、
自分の好きをわかっている、こと。
好きなものを追求して、こだわりをもって、世界観を表現している人は、おしゃれでセンスよく、なんだか確立されたように見えるんじゃないかな?
と思いました。
こちらの写真は、コンゴ共和国のオシャレ集団「サプール」の方々。
コンゴにあるファッションの一種、サップ(SAPE)。
SAPEとは、フランス語で「お洒落な優雅な紳士たち」という意味の「Société des ambianceurs et des personnes élégantes」の頭文字を取ったもの。そんなサップを楽しむ人々を、サプール(Sapeur)と呼ぶのです。
(出展:https://retrip.jp/articles/2886/)
「おしゃれしてかっこよく歩く、ただそれだけ」
裕福な人だけがサプールになるわけでなく、給料の5ヶ月分をつぎこんで服を買い、サプールとしてビシッと決めた休日の翌日は、生活や食事に必要な水を汲みに行く生活に戻る。
サプール自身が幸せを感じるだけでなく、サプールは町のアイドル的存在で、見る人たちの心にも希望を灯しています。
ポールスミスも注目し、サプールのリーダーはポールスミスのコレクションに出演も…!
サプールたちは決して闘いません。闘ってはいけないのです。
「武器を捨て、エレガントな装いをしよう」サプールたちは、お洒落をすることへ強いこだわりを持つだけでなく、
武器を持たずに平和を願う生き方を貫いているのです。(出展:https://retrip.jp/articles/2886/)
自分が好きなものを追求して、それを表現していられたら幸せだし、
そんな人が増えていったら、何かを壊したり奪ったり武器を持って戦わないといけないなどと、思う暇も必要性もなくなるのかもしれない、そんなことを思いました。
お笑い芸人であり芥川賞作家のピースの又吉さん。
おしゃれでなんかセンスがいい。
自分の”好き”を分かっていて、それを追求し続けているからこその、独特の世界観なのかなと感じています。
松浦弥太郎 センス入門
最近繋ぎ屋でよく登場する松浦弥太郎さんの本「センス入門」。
僕にとって「センス」とは、まず最初に、「選ぶ」もしくは「判断する」ということだと思います。
センスが「何を選ぶか」「どう判断するか」という能力だとすると、それは、たくさんのなかから何かを選ぶことでしょうし、ときには自分にフィットする選択肢がないのでゼロから作ってみる道を選ぶということでもあるでしょう。
いつもよい選択や後悔しない選択ができればいいのですが、なかなかそうはいかないものです。
「判断」もまた、けっして簡単ではありません。
けれども、まわりに流されることなく、正しい情報や知識、鋭い観察によって、勇気をもって決めるちからは、日々必要とされています。
センスがいいって、自分で勇気をもって判断して選び、それを表現し続けることで磨かれていくのだと思いました。
日々生きる中で、無意識のうちにもたくさんの決断をしていて、
その小さな決断をいかに自分の感性と一致させて選んでいるか、妥協していないか、考えて、感じて判断しているか…
その積み重ねが大事なんだと感じました。
「センスのよさ」は
生きていくための切り札です。
丁寧に、判断して選んで決めて表現していくこと。
一つひとつ自分の中にこだわりを増やしていきます!
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繋ぎ屋オススメ本のまとめ
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北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。