移住24日目。
今日は道の駅【ゆ~ぱるのじり】にて来月の収穫祭へ向けて、広報PRの部分で関わらせてもらうこととなり、情報収集&打ち合わせ。
お昼は気になっていたrice shop【糀や】さんへ!
【糀や】さんは宮崎県小林市野尻町の国道沿いにある、糀販売&Cafe。
野尻にもこんなにセンス良くて落ち着けるCafeがあったんだ…!! と嬉しくなりました。
地元野尻町出身で3年前Uターンで戻ってきたオーナーさんが開いたお店です。
元々ご実家がお米農家をされていて、東京での生活の中で、いつも当たり前に食べていたご飯の美味しさに気づき、
「父と母が大事に育ててきたお米を米麹にしよう」
と思いつき、 その米麹で「甘くて、身体に優しい甘酒」を作ろう決めたのが始まりだそうです。
米麹でつくった生甘酒スムージー 小松菜、ほうれん草、バナナ、りんご入り。 濃厚だけど飲みやすい! 美味しい! by宮崎県小林市野尻町のカフェの【糀や】さん #麹 #甘酒 #スムージー #宮崎県小林市 Emi Murayama Murayamaさん(@emi.murayama)が投稿した写真 –
「糀の魅力を多くの人に知ってほしい」という思いからCafeでは糀の入り口として、生甘酒を使ったスムージーや「糀カレー」など美味しく魅力的なメニューがそろっています。
今日はランチがお休みだったため、小松菜+ほうれん草+バナナ+リンゴ+生甘酒のスムージーをいただきました!
野菜や甘酒の癖のある感じはあまりせず、濃厚だけど飲みやすく満足な一杯でした。
rice shop『糀や』はrice shopと謳うほどですから(笑)何と言っても『お米』を大切にしています。自家生産米(ヒノヒカリ)100パーセント。古米やくず米は一切使用していません。そんなお米で糀を作るのはもちろんのこと!釜戸でごはんを炊きそのごはんに『糀カレー』下味には塩糀/醤油糀をふんだんに使い最後に甘酒で旨味をアップ!そんな糀カレー、ぜひご賞味下さいね!
Posted by 糀や on 2015年6月25日
次は絶対「糀カレー」食べたい…!!
「自分のために」を大事にすると結果的に周りも幸せにする
オーナーさんはずっとバンドをやっていたそうで、糀と共に音楽を愛するオシャレな30代後半の女性。
地元の商工会青年部に所属する唯一の女性で、いろいろなイベントなどを立ち上げたり、祭りのポスターを制作したりとお店の外でも様々な活動をされている方です。
地域おこし協力隊で来たという話から、地域について、オーナーさんが見ているこれからの地域のビジョンについて、いろいろお話を聞かせていただきました。
「自分で仕事を生み出したくて始めた」というお店を開くまでの話、「こんな町にしたい」という具体的なビジョン、そのための一歩として来月開催するイベントの話…など聞いていて共感するポイントが多々あって、なんだかうれしくなってきました。
特に印象的だったのが、「お店にたくさんお客さんが来てもらえるように、地域を盛り上げたい」と、〝地域を活性化すること”を最終目的としていないところ。
「地域のために」「誰かのために」を優先せず「自分のため」を軸にしているから、とても忙しそうでも楽しく軽やかに進んでいるように見えて、とても魅力的でした。
「自分のために」を中心にやり続けると、結果まわりの人へも幸せの輪が広がっていくんだな、とオーナーさんの話を聞いていて感じました。
(実際に私もオーナーさんの話を聞いて、この地域で生きていくこれからに、希望を感じ一緒に創っていきたいと思いました)
こういった〝生きた想い”に触れると希望が湧いてきます!
私も日々、想いを腐らせず小さくても一つひとつ形にしていこう、と思いました。
安心と遊び心が生まれる拠点、ゲストハウスを創りたい…!
「自然の優しさが詰まった」生甘酒スムージーが飲める、落ち着いてゆっくりできる空間がある、そして魅力的なオーナーさんに会える!【rice shop 糀や】宮崎に来てくれた際にはぜひ紹介したいお店です!
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。