諸塚村【モザイク林相】持続可能な林業が山を彩る

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小林の地域おこし協力隊を骨抜きにした諸塚村

絵美ちゃんが研修に参加するということで、一緒に行ってきました諸塚村。

予定研修時間が4時間半とまぁまぁ時間があるので、どう時間を使おうか…

カフェでもあればそこで時間を潰そうかとも思ったんですが、とりあえず観光協会へ行ってみることに。

話を聞いてみると、これといったハードがあるというよりも古民家やログハウスに滞在しつつ山暮らし、自然体験するというのが諸塚村の観光の楽しみ方だそうで。下手に手を加えずにそのものの良さをいかすという方針が素敵だなーと感じつつ。

「僕も小林で地域おこし協力隊やってるんですよ。」

なんて話してみたところ、僕らのお世話になってる田地さんのことをよくご存知の方々でして。田地さんも以前、諸塚村に1週間ほど滞在してすっかり諸塚の魅力に骨抜きにされたとのことで。

一気に諸塚村が身近に感じられたこともあり、お言葉に甘えて観光協会の田邉さんに古民家のご案内をお願いすることに。

で、古民家も素敵だったんですが、それ以上に田邉さん案内による諸塚村と林業の話が素敵でして。

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小中は渋谷。生粋の東京育ちの田邉さん。7年前に訪れて諸塚村の魅力にとり憑かれた移住先駆者。諸塚の魅力を語る姿が嬉々として素敵です。

持続可能な林業の美しき姿

なんでも諸塚村は100年以上も前の時点で、林業を中心にとしたまちづくりというのを打ち出しており、人と山(自然)が調和を保ちながら歴史を紡いできたそうで。

林業というと自然破壊というイメージを持たれがちだが、持続可能な林業を考えるならばむしろ山の景観や生態系のバランスを保ちながらする必要があるそうで、決して林業=自然破壊という図式にもならないそうな。

その証拠に諸塚村の山は美しく、モザイク林相とも呼ばれる綺麗な模様のように整えられている。確かに落葉樹、照葉樹、杉や檜などがバランスよく植えられ配置され、手をかけ愛情をかけられていなければこれほど整った模様には見えないですよね。

写真でも伝わると思いますが、実際にはもっと綺麗で。緑が映える 新緑の時期や、紅葉シーズンはモザイク林相がより色鮮やかだと言いますから、その時期にも見てみたいものです。

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また、「音も綺麗な場所ですね。」なんて言ってみれば、山の音も村のコンテンツになっているそうで、JVCケンウッドの有料会員となれば、諸塚村の山がいつでも身近に感じられるというので、こちらも要チェックです。
Forest Notes | 各地の森について 諸塚村 | JVCケンウッド

田舎の山って大きな資源だと思うんですが、これほど綺麗に手をかけられた山村に出会ったのは初めてだったので、しばし寒さも忘れて見惚れていました。田地さんが骨抜きにされたというのにも納得。

こうした諸塚村のような文化を持つ村にはぜひぜひこれからも残っていって欲しいものです。

諸塚村では年末から地域おこし協力隊の募集も始まってるようですから、自然との共生、山暮らしへの憧れを持った方は応募されてはいかがでしょう?
地域おこし協力隊隊員を募集します! – 諸塚村役場ブログ

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おまけ:昼食は諸塚で取れた肉厚しいたけ丼。美味し!

 

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東京から宮崎に移住しました!
「#移住日記」書いてます。
宮崎県小林市で地域おこし協力隊やってます。

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ABOUTこの記事をかいた人

Shinta Hosokawa

岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。