移住にとって最大のハードル?
と考えたときに、個人的には仕事の確保/創出だと思っています。
どれだけ気に入った土地でも、そこで食べたいけないと住み続けられないわけで。
地域おこし協力隊も3年以内に独立の目処を立てる必要がありますし、協力隊を活用しない方も現地で何かしらの食い扶持を用意する必要がある。
シビアで一番重要な問題といかに向き合っていくか?
その点を踏まえて、最近立ち上げたコバヤシ大学では、好きな地方で食べていくための研究会/ラボも開講していく予定です。
【ローカルベンチャーラボ】なんてタイトルでやっていこうかと構想中。こちらもページが出来次第、共有させて頂きますが。
今日は、そこに先立ち既に全国で展開されている地方起業のノウハウが学べるスクールをいくつか紹介してみます。
これから地方への移住を考えている方、地域おこし協力隊の方は参考にどぞ!
地方で仕事を創る塾
まずは月3万円ビジネスの著者、非電化工房の藤村さん主催の地方起業塾。
基本的にスモールビジネスをいくつか立ち上げる=複業の創り方を教示いただける内容とのことで。
僕らが移住をする上で、大きく影響を受けたナリワイ提唱をされている伊藤さんも、こちらの塾の卒業生の一人でしたね。
基本的には合宿型の滞在型講座ですが、最近は通信制(費用は半額程度)も開講されていて、遠方でなかなか時間が取れない方も参加しやすい仕組みとなっています。
山形の元地域おこし協力隊で、人気ブロガーの田口さんの塾参加レポも参考にして頂ければと。
時間売りしかしてこなかったぼくにとって、月3万円ビジネスは甘くなかった。『地方で仕事を創る塾』に参加して学んだ、3Bizの構想段階で超重要な4つの視点。
土佐山アカデミー
高知の土佐山アカデミーではEDGE CAMPという名で過疎地域特化型・起業家養成プログラムが開講されています。
期間中はシェアハウスが無償提供され、地域コーディネーターや塾のOB/OGがサポートに入り伴走してくれるというサポート体制。
メンターも充実していて、ナリワイの伊藤さんや、プロブロガーイケダハヤト氏をはじめ名だたる講師を揃えています。
Next Commons Lab
岩手県遠野市を舞台とした本プログラムは、起業家候補に3年間のベーシックインカムが支払われ、その期間中に持続的な活動と社会的価値を生み出し続ける環境をつくることをゴールとしたプログラム。
個人的には、参加者の定住を前提としていないという点が印象的です。
目的の欄にはこう書かれています。
地域へ移住や定住することが目的ではありません。各プロジェクトで設定されたテーマや課題に対し取り組み、事業化や起業へと繋げるべく成果をあげてください。
むしろこちらの方がハードルが高いかもしれませんが、こうしたミッション型/プロジェクト型にやりがいを見い出す方には合っているんじゃないかと。
第1期生の募集〆切は6/26ですから、本記事の読者で興味ある方は早めのご応募を!
今後も地方での仕事づくり情報をお届け
以上、本記事では3つの地方起業スクールを紹介しました。移住希望者の方、協力隊の方は参考にしてもらいつつ。
地方での仕事づくり、起業に関しては今後も随時アップしていきますので、乞うご期待。
合わせて読みたい!
日刊繋ぎ屋マガジン(平日毎日更新)
繋ぎ屋オススメ本のまとめ
Tsunagiya Library
岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。