地域おこし協力隊には、報告書代わりにブログを書かせたらいいんじゃないかと思う件

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僕自身10月に地域おこし協力隊として宮崎県の小林市に赴任してから3週間ほどが経過したわけですが、なるべく毎日1投稿、その日にあったことを忘れないよう備忘録としてFacebookやブログでログを残してきました。

もともとは、自分の体験談を今後活かす場面が来た際にスムーズに共有するためだったり、ウェブメディア用のネタをストックするためだったのですが、同じ職場の先輩やお世話になる関連団体の方々にも見て頂けている中で、これは報告書代わりにもなるんじゃないかと感じたので、ブログやSNSを積極的に活用するメリットについて書いてみます。

情報共有の効率化・スピード化

地域おこし協力隊とは言っても、最初から活動が決まっているケースはほとんどないかと思います。受け入れ側も隊員も、現地に行ってからでないとわからないことがほとんどですし、会ってみて話してみて見てみて、その都度軌道修正しながら、現場で創っていくことが求められる中で、日々状況は刻々と変わります。

しかし、そんな立ち上げのベンチャーのようなスピード感で変化していく中に在っても、毎日ミーティングする時間なんてそうそうとれるものじゃありません。そんな中で隊員がブログやSNSで現状のリアルを発信していれば、活動内容や今後の展望、今感じていることなどを関係者は把握することができますし、情報共有のスピード化、効率化がはかれます。

日々の発信自体が地域おこしになっている

続いて、WEB経由で街が露出する頻度がアップすることが挙げられます。

地元の人が自分の街について頻繁に発信するなんていうのは、結構レアです。発信される機会というのは広報を仕事にされている方々がイベントをPRするときが殆どかと。

しかし、移住や定住、観光リピーターを増やしていくためには、日常でどんな生活が送れるのか、何を食べているのか、どこで買い物をするのか、といったリアルで詳細な画とその魅力が求められていくことでしょう。

そうしたときに地域おこし協力隊のような、よそ者、外からの移住者の目が斬新なうちに感じたあれこれを発信していくというのは、その発信自体が街の地域おこしにつながっているんじゃないかとも思います。

まだまだ地域の情報が不足している、どんどん発信して埋めていきます

というわけでSNSやブログには上記のようなメリットがあると感じているわけですが、こちらに来て地方の情報はまだまだ不足していると感じます。情報の抜けが結構あるんです。例えば、小林の自然食品店イーヴィレッジさんの紹介記事でさえまだ一件のみ。こんな魅力的な場所が紹介されていないなんて…こうした情報のギャップを今後もどんどん埋めていこうと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Shinta Hosokawa

岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。