高校生の修学旅行に立ち会って感じる、伝えたいことや人

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今日はふくどめハーブ園さんに先日の物産店での報告をした後、北きりしま田舎物語の今年度最後の修学旅行生受け入れの入村式の様子を撮影。

ふくどめさんのとこでは急遽依頼のあったくれそんの出荷準備に追われていたので、少しの時間ですが袋詰めのお手伝い。やはり老夫婦で運営されているので、ちょっとした袋詰めでもシール貼りでも、自分一人が加わるだけで一気に生産スピードが上がります。

地方はこういった現場がたくさんあるでしょうから、特別なハイスキルがなくとも、活躍できる場所はいくらでも転がっているんだと思います。首都圏にはエネルギー有り余ってる若者がごまんといるから、持て余している彼らには地方移住という選択肢があってもいいんじゃないかと改めて感じつつ。

くるそんの袋詰め

くれそんの袋詰め中

お礼に頂いたミント

お礼に頂いたミント

北きりでは今回120名の高校生の受け入れということで30~40組ほどの農家さんが高校生をお出迎え。

高校の修学旅行で農家民泊、そんな選択も今はあるんですよね。友達と泊りがけで旅行に行くだけでもすごく楽しい思い出になると思いますが、現地の異なる文化(方言などはその典型)を持った、世代の異なる方々と体験を通して自分の世界を広げていく、体験型の旅行はさらに実りあるものになるんじゃないかな。

宮田さんに細川さんは高校の修学旅行どこ行ったんですか?と聞かれて、香港に行って百万ドルの夜景が見えなかったことや、現地で集団食中毒にあって地元のニュースになったことや、広州の工場を見学したことを懐かしく思い出したけれども。それは高校で初めて海外に行くという、今まで見たことない世界に飛び込むというワクワクや高揚感があったから、忘れられないものになったわけで。

今回の高校生にとっても、田舎の見ず知らずの農家さんたちと(おそらく多くの生徒にとって)初めての農業体験というのは、きっと一生残る原風景の一つになっていくんじゃないかと思うし。そうやって誰かの大切な記憶や思い出に残るような活動というのは、素敵なことなんだと改めて思うから。

入村式の様子

入村式の様子

誰かの中に残るというのを一つの基準として、これからも伝えたいとか、残したいと思う人や活動を発掘して、どんどん発信していっちゃろうと思う(西諸弁ってこんな感じかな)

続く..

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ABOUTこの記事をかいた人

Shinta Hosokawa

岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。