東京から宮崎県小林市へ移住して二か月目に入りました。
「移住」「地域おこし協力隊」
生活と働き方が大きく変わった少し前に、結婚もしていました。
入籍前から一緒に住んでいたので大きな変化を感じませんでしたが、移住してからは、より「家族」であること「チーム」であることの有難さを感じる機会が増えました。
それと同時に、パートナーの変化を感じるようになりました。
目次
知らない土地、知らない人たちに囲まれて、二人の絆が強まる
当たり前かもしれないですが、知らない土地で知らない人たちに囲まれての生活で、パートナーがいることの心強さを日々感じています。
たった一人でも共感できる価値観をもっていて、信頼できる人がいる心強さは本当に有難い。
日々カルチャーショックや周囲との感覚のずれを感じて、心がざわざわするときも、家に帰ると今までと変わらず話をし合える人がいると、自分の真ん中に戻るチューニングができます。
二人がチームであること、築いてきた繋がりの大切さを改めて感じ、絆が強まっていると思います。
〝家長”としての立場が人を作るのか?慎太がより逞しくなっている…
九州だから?田舎だから?
集落の集まり(飲み会)や何かにつけて、男性が〝家長”として前にでる機会・先頭に立つ機会がこっちにきてから多いなと感じます。
飲み会の席では、(そもそも集落の集まりでは男性ばかりが多いのですが)慎太へは「焼酎を飲め飲め~」とガンガン勧めてきますが、私へはそんなことなく適度にお酒を嗜み、おしとやかでいられます(笑)。
家族の代表として挨拶を先にすることも多かったり、車の手配や交渉事などする機会も多いので、そのたびにどんどん慎太が頼もしく、〝家長”っぽくなっているなぁと感じます。
元々頼もしく、クレーム対応や交渉事は得意な慎太くんですが、それがより磨かれている感じです!
車を運転したり、DIYしたり、体を使う場面が多く厚みが増した気がする
九州は男尊女卑の名残みたいな文化があるな~と感じる中で、男性が前にでるっていうだけでなく、力仕事は男の仕事!みたいな雰囲気もあります。
職場や外に出る場に男性が多いっていうのもあるかもしれませんが、重いものを運んだり、力仕事は女性が出る場面はあまりなく、男性たちが率先してやってくれます。
今までの私はそんな中でも「私もやります!!!」と鼻息荒く、やらなきゃと思っていたのですが、こっちにきてからは、「それならお願いします♡」と潔くお任せできるようになりました。
外での仕事だけでなく、家でもふすまをとったり、テーブルを作ったり、電気を変えたり、家具を組み立てたり、体を動かすことが多く、慎太が率先して動いてくれます。
東京にいたころは工具を使うこともほとんどなかったけど、こっちにきたら大工仕事したり畑仕事したり、木を運んだり、体を使うことが多々あって若い男性も少ないので(60歳を超えているおじいさま方の方がまだまだ力持ちですが…)、活躍する場面が多く、日に日に慎太さんの身体に厚みが増している気がする今日この頃です…!
東京にいたころより格段に毎日楽しそうだ!
寒いのに外で「流れ星が出るまで見てる」とずーと星空観察していたり、
毎日、農家民泊をしている農家さんをまわっていろんな体験をしてきて、それを楽しそうに家で話したり、
畑づくりに夢中になってハーブの勉強をしたり、
なんだかんだ言いながら突然現れた子猫たちをほっておけなくて、一緒に朝散歩したり、
毎日活き活きしている!
東京にいたころは、どこか焦ったり空虚感を感じたり、自分のフィールドが見つからない感じとかをもっていたのかな、と思うことがありましたが、
移住してからは「今、ここ」にどっしり立って、日々軽やかに楽しんでいるように見えます。
それが何よりよかったなー、嬉しいなーと思い、田舎暮らしは人を真ん中に戻してくれて、命の輝きを思い出させてくれるのかなって感じています。
明日誕生日を迎える慎太君に思いを馳せてみました。
これからも最小単位の最強最幸チームとして、二人で自分たちらしい暮らしを創っていきます。
慎太の相談小屋はじめました。
絵美の聞き書きはじめました。
チョロの動画送付はじめました。
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東京から宮崎に移住しました!
「#移住日記」書いてます。
宮崎県小林市で地域おこし協力隊やってます。
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繋ぎ屋商店始めました。
安全な食を求める方に向けて”マイ契約農家制度”を推進しています。
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。