最近暑くて暑くて、借りてる畑も放置気味なのですが(せっかく貸してくれている区長さんに申し訳ないです)、それとはウラハラに家の前の畑のミニトマトとホーリーバジルが元気にぐんぐんと育っています。
あれ?ここにもトマト植えてたっけ?という程に、トマト領域は拡大し、昨日も摘んだよね?というのに、今日もトマトがなっている。
これは、寄せ植えの効果なんじゃないかと調べてみたところ、やはりトマトとバジルの相性はいいとのこと
世間ではこの相性のいい寄せ植えをコンパニオンプランツなんて呼ぶらしいので、この記事ではコンパニオンプランツについて書いてみようかと。
目次
コンパニオンプランツとは?
一般的にコンパニオンプランツ(companion plant)とは、共栄作物、共存作物のこと。つまり、一緒に植えることでお互いの弱点を補えたり、それぞれの成長にいい影響を与えられる組み合わせです。
companion自体が仲間とか同士とか伴侶といった意味合いがあるので、特製的に自然といいパートナーシップが組める寄せ植えの組み合わせ。と覚えると、英単語も覚えられて一石二鳥かと。
トマトとバジルの寄せ植え相性がいいわけ
参照サイトに寄れば、トマトはもともと南米原産で乾燥に強い作物。強いて言えば、多少乾燥気味の方が糖度が高く育ってくれるらしく。
一方、バジルは熱帯原産の作物で水を好む特性があり、雨量が多いとき、水が多過ぎるときにはバジルがトマトに余分な水分を吸い取ってくれる。水分を奪い合わない、むしろ適度に分配できるという意味で共存できる組み合わせなんですよね。
また、バジルには害虫予防効果もあって、トマトにつきがちな害虫を遠ざけてくれる効果もあるんだとか。トマトを守るバジル君かっこいいですね。
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コンパニオンプランツの他の組み合わせ事例
今回うちの庭でたまたまコンパニオンプランツの構造となっていたトマトとバジル以外にも、相性のいい寄せ植えの組み合わせはあります。以下、Wikipediaからの参照ですが、参考にしつつ、今後の家庭菜園計画を立てていきたいところ。
コンパニオンプランツ良い組み合わせの例7選
- マリーゴールド+トマト、ジャガイモ、マメ科、キュウリ
- スイカ、キュウリ、メロン+ネギ類、ニンニク
- カモミール+キャベツ、タマネギ
- ラディッシュ+トマト、ほうれん草、レタス、ニンジン
- レタス+キャベツ、タマネギ、[ニンジン]]、ワケギ、ラディッシュ
- ローズマリー+マメ科、ニンジン
- ナス+ソルゴー(コウリャン、ソルガムの一種)
マリーゴールドは色々組み合わせられそうですね。トマト、ジャガイモ、マメ科だとインゲン、シカクマメ、キュウリあたりは一通り作りましたからね。そっと横にマリーゴールドを植えてみよう。
農薬に頼らないコンパニオンプランツの世界
今回一部ですが、コンパニオンプランツの世界に触れられたことで、新たな農業の面白さを感じられました。バジルがトマトを害虫から守ってくれるように、組み合わせを考えて農園を作っていけば、農薬不要の農業を実現するのも可能に思えます。あっ合鴨農法なんかはまさにそうか。
今後も、家庭菜園ライフの中からゆっくり農業への関心も高めていこう!
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岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。