UターンよりIターン移住を選んだ理由【北海道、東京、そして九州へ】

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北海道函館市生まれ、大学生までを故郷で過ごし、就職で東京へ。

東京で約7年間働き、縁もゆかりもない宮崎県小林市野尻町へ移住しました。

出展:http://jp.zekkeijapan.com/spot/index/393/?language=ja

函館の好きな景色の一つ。八幡坂から見る港。出展:http://jp.zekkeijapan.com/spot/index/393/?language=ja

 

 

 

九州で北海道出身という話をすると大変驚かれ、

「北海道はいいところだよね。一度は行ってみたい」

と言ってもらえることが多いです。

 

九州に来てからの方が、北海道や函館について聞かれることや話す機会が増えた気がします。

 

先日、北海道新幹線が函館まで開通しました。

ラジオの特番で、函館出身の国民的バンドGLAYのリーダーTAKUROと、全国的人気を獲得した番組「水曜どうでしょう」を手掛けた鈴井貴之が北海道新幹線開通を記念した番組が放送されていたり、

何かと函館の話題を耳にすることが多い最近です。

 

 

また、夫婦共々生まれ故郷でもない九州に移住したという話をすると、

「なんで地元に戻らなかったの?」

と問われることも多いです。

 

北海道も、慎太の生まれ故郷の岩手も自然があって食も豊かで、とてもいいところです。

岩手の小岩井農場。出展:http://www.walkerplus.com/spot/ar0203s07600/

岩手の小岩井農場。出展:http://www.walkerplus.com/spot/ar0203s07600/

 

 

なぜ私達はUターンではなくIターン移住を選択したのか?

 

一言で言うと、

 

フルサトを増やしたかった

からです。

 

『ナリワイをつくる』で働き方や仕事、生き方について大きな影響を受けた伊藤さんの著書に、『フルサトをつくる』という本があります。

 

この本を読んで、

『フルサトは生まれ故郷だけでなく自分で創っていくことができる』

『フルサトは一つでなくてもいい』

と感じて、衝撃を受けました。

 

私にとって、生まれ育って大学卒業まで22年間いた函館は、離れていても自分の中にあり続ける「フルサト」です。

 

東京にいても、九州にいても、ふと心の中に函館で過ごした何気ない風景が浮かんでくる。

東京に出て「訛っているね」と言われて、それが逆に誇らしく思った。

誰かに函館のことを聞かれると、自分のことのように嬉しくてついついしゃべりすぎた。

函館以外の場所で同じ出身地の人に出会ったら、ものすごく親近感をもって、函館の話をできることがとっても嬉しかった。

 

暮らしているときは早く外に出たくてしかたなかった。

 

でも、外に出てみると、自分にとって大切な場所で、自分の一部になっているんだと気づきました。

 

東京にいても、九州にきても、自分が北海道函館市で生まれ育った記憶や、フルサトとしての想いは深いところに根付いているなぁと感じることが多く、

 

例え故郷を離れたとしても、フルサトは消えるわけではなく、自分の中にあり続ける、

 

フルサトは一つじゃなくてもいいじゃないか、

 

フルサトと想える場所(大切だと思える場所・帰れば食うに困らない場所・安心のベースになる場所)を増やしていけたらいいじゃないか、

 

そんな風に思っています。

 

フルサトを増やすこと。

それは、

「東京じゃないと仕事を創れない」

「暮らしてみたい場所があっても、すぐには難しい」

などなど、

「○○じゃなきゃ生きていけない」と思っている自分の考えを覆せるかの実験でもあります。

 

暮らしてみたいなと思った場所に、勢いで来て

地縁のない土地で新たに暮らしを創っていくこと、

東京じゃない場所で、起業経験のない私達がナリワイを創っていくこと、

フルサトを創ること、

引き続き日々の暮らしを通して取り組んでいきます!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Emi

北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。 広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。