あっという間に2月が終わり、気づけば3月。私達が暮らす宮崎県小林市野尻町も、今日はだいぶ暖かく春の訪れを感じています!
移住して6ヶ月目に突入するので、振り返りと今後の計画を練るためにも、2月1か月を収支面から振り返ってみたいと思います。
ナリワイづくりの進捗
今月は、地域おこし協力隊の報酬以外の収益が、84,300円。
ライター業で少しまとまった仕事が入ったことと、メディアもnoteマガジンを始めて、少しずつですが収益があがってきました。
ライター業は、前職の会社からskype取材の仕事をいただいていますが、3月以降も継続して発生するか分からないので安定的ではないなと思っています。
外部メディアへの寄稿や、noteマガジンなどを地道に育てていくことに引き続き力を入れていきます。
今後はイベント出店(移動式ブックカフェを構想中で、4月にデビューしようと準備しています!)も増やしつつ、
協力隊の仕事でフリーペーパーの創刊や、地元企業の広報チームの立ち上げ、地元メディアのライター業なども始めているので、任期終了後も継続して依頼が来るよう(任期中は協力隊の仕事として行います)、価値を創っていきます!!
古民家リノベーション講座に参加したり、
家庭菜園が育ってきたほか、地域の方に畑を一部貸していただけることになったので、
自給力アップ!!も同時進行で積み重ねていきます。
移住して娯楽の幅と質が変わった
この1か月で感じたことを、過去noteマガジンに掲載した記事より抜粋して紹介します。
まずは「娯楽」の面から!(詳細はこちら)
「食料はほぼ自給自足、いろいろ手づくりする暮らしそのものが楽しくてレジャーだから、外食はほとんどしない、
おやつも家の木の実や近くの山で採れたヨモギを使って手づくり!」
「田舎暮らしはほとんどお金を使いませんよー!」
と言えるような家計簿を公開できればいいのですが、いきなりどーんと理想郷にはいけないんだな、と感じています。
私が「今週は外食が多かったなー。特に私が毎日のように、ちょこちょこお菓子を買っちゃったのが原因だぁ・・・(お菓子や家飲み用のおつまみも外食費に入れています)これを公開するの恥ずかしいなぁ・・・」
と落ち込んでいたら、慎太(夫)が、
「でも圧倒的に外食の費用は減ったよね。東京で消耗していた時代は、昼飯1回食べに行ったら2人で3000円、ちょっと軽く外で飲むだけで2人で6~7000円いってたものね」
確かに…!
東京時代の自分たちと比べると暮らし方(遊び方)に変化が(小さいながらも)出ていてる!
絵美「あと、娯楽・レジャーの楽しみ方は、幅が広がったよね!」
慎太「あー!確かに、休日に視察兼ねていろいろ九州を回ることも多いよね。車でドライブして自然に触れたり、知らない土地で新しいものに出会ったり。楽しみ方の質も変わったね」
楽しいこと=お金がかかる=もっと稼がないと、もっと頑張って働き続けないといけない!!=疲れる・ストレス=発散が必要だー飲みに行こう!カラオケ行こう!チョコ買おう!=やっぱりお金がかかる・・・
移住する前は、この無限ループから抜け出せない苦しさがありました。
お金は貯まらず、毎月自転車操業、
こんなに働いているのに全然(経済的にも気持ち的にも)豊かになれない…
そんな時代がありました。
ああ、そうだった。
この消費の負の無限ループから抜け出したくて、移住を決めたんだった。
半農半X、半自給的な、消費者から創り手側に、暮らしそのものが楽しくて外で消費しなくてよくなるような…
理想の田舎暮らしへは、移住したからといってすぐに実現できるわけじゃないけど、
そこへ向けて少しずつ少しずつ近づく、スタートラインには立てているんだなと感じました。
そして、その土地でしか出会えないものやできない体験、創り手の顔が見える商品など、良いなと思うものへは遠慮なくお金を払えるような経済的な豊かさも同時に作っていきたいなと思いました。
お金の使い道は、何を基準に暮らしているかを教えてくれる
続いては「食生活」について感じたことです。(詳細はこちら)
家飲み代や外食費も含めると、飲食にかかる支出が大きく、
エンゲル係数高いっ!!
と感じました…。
もちろん、道の駅など生産者さんと近い場所で野菜を買える場所が多く、新鮮な野菜が手ごろな価格で手に入ります。
お米や野菜をいただく機会も多く、ウチの家庭菜園でも少しずつ収穫できるようになったり…
食は豊かだけど、お金はかからなくなってきています。
でも、調味料やお肉、野菜も必要なところにはお金をかけていきたいなと思っています(かけられるような暮らしをしていきたい)。
調味料は多少高くても、伝統製法で作っているものや、添加物が入っていないもの、原料などをしっかり見て選びたい。
まだまだ、どの基準で選べばいいか、何が良いのか、勉強中ですが、できるところから少しずつでも選んでいこうと思います!
そして、地元で気になっていた農家さんからお肉や野菜を購入!
こちらは、無農薬・化学肥料不使用で野菜を育てる若手イケメン農家さん【ほりけんふぁーむ】の野菜セット。
こちらは、ブログでも紹介した抗菌剤・抗生物質不使用、肥料や飼育方法にもこだわる農家さんの鶏肉(で作ったザンギ!)。
私も初めてお会いして、どのように育ててきたかのお話を聞き、農家さんの考えや想いに触れ、このお肉をいただいてみたいなと感じて買いました。
こういう選び方、買い方ができるのは有難いなぁと感じています。
比べて、めちゃ娯楽費が少ない…(いつも少ない気がする)
と感じましたが、家飲みや気になる食材を買ってみたり、作ってみたい料理に挑戦してみたり…
私達にとっての「お楽しみ」、娯楽になっているんだなと思いました。
お金の使い方で自分たちが何に重点を置いていて、何を大切にしたいと思っているのかが見えてくるなーと思いました。
2月の家計簿は以上です!
3月はどんな家計簿を紹介できるか、何が起こるか私自身も楽しみです!
日刊繋ぎ屋マガジンでは、
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東京から宮崎に移住しました!
「#移住日記」書いてます。
宮崎県小林市で地域おこし協力隊やってます。
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。