田植え体験!八十八もの工程がある米作り

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小林市地域おこし協力隊の一人、須木地区で活動する勝本さんが始めた田んぼで、田植え体験をさせてもらいました!

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農薬を使わず、昔ながらの栽培方法で田んぼを作るということで、田植え機を使わず手植えで行います。

 

この辺りでも手植えをする農家さんは、ほとんどいないそうです。

 

 

まず、手作りされた苗を適当な大きさにちぎり、田植えの中にポンポンと投げ入れます。

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一列に並んで順番に苗を植えていくので、田んぼ全体に苗が満遍なく置いてあるように、最初に投げておくそうです。

適当に投げても必ず上むきに着地するので、楽しい!

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田んぼ全体に苗が散らばったところで、さあ!いよいよ植えますか!と思ったところ、

その前に、15cm感覚で記しのついた紐をはるとのこと!

手で植えるので、感覚が均等になり、まっすぐに植えられるよう、紐で目印をつけるのです。

 

農薬を使わないので、雑草や虫などを手で一つずつ処理するので、作業しやすいよう均等に苗を植えるということでした…!

 

こんなに緻密に丁寧に作られるのか〜!と驚きでした。

 

いざ、田植えスタート!

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一列に並び、目印に合わせながら苗を植えていきます。

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水が張られた土は強力な粘りがあり、田んぼの中で一歩移動するのは想像以上に大変でした!

ヒルが出るかも、ということで、用意したいただいた水足袋を履いて入りましたが、生暖かい泥の感触が気持ち良くて、移動は大変だけどいつまでも入っていたい気持ちになります。

 

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参加した方々はほとんどが初対面でしたが、一緒に作業をしていると自然と距離が近くなれるのも嬉しかったです。

 

均等にまっすぐになるように気をつけながら、足をとられる田んぼの中で転ばないよう体重移動を意識して、一列植えたら後ろに下がる、を繰り返すことは、足腰をめちゃ使う!

 

この後ラジオの取材があったため、私たちは途中までしか参加できなかったのですが、それでも翌日体のあちこちが筋肉痛になっていました…!(いかに普段体を使っていないか・・・)

 

ちょっと体験しただけ(しかもまだ植えたところだけ)ですが、手植えの田んぼってこんなに大変なんだ!と身にしみました。

 

ちなみに、米作りには88もの工程があることから、「八十八」を組み合わせて

「米」という字ができたと言われているそうです。

 

稲を育てて収穫するまでにはたくさんの手間暇がかかっているのですね。

 

ほんのちょっとだけですが、お米作りを体験させてもらって、いかに手間暇かけて丁寧に育てられてお米ができているのか、身を以て感じられる貴重で楽しい時間でした!

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ABOUTこの記事をかいた人

Emi

北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。 広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。