地域おこし協力隊その後に向けて【田舎での起業/ナリワイネタまとめ】

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地域おこし協力隊として4ヶ月半が経過しました。

僕らの活動する小林市の第一期協力隊の方々の任期が今年の8月迄ということで、それぞれの先輩隊員が定住に向けたビジネスプラン作りに奮闘している様子を近くで感じつつ。

僕らも最長2年後には、地域おこし協力隊を終えることを踏まえて、その後のビジョンもより具体的に描いていかないとなと、日々感じています。

http://news.mynavi.jp

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全国の他の協力隊の方々も多くが同様に3年間での起業、ナリワイ作りに奮闘していることでしょう。なかには、孤軍奮闘している方もいるかもしれません。何で起業しようー?と迷い中の方もいるやもしれません。

そこで、今回は協力隊のみなさんの情報発信を元に、また僕ら自身の知識を踏まえて、協力隊の起業ネタ、ナリワイネタをまとめてみます。

実際地方に来てみて感じるのは、田舎での起業を専業に絞ると狭き門であるということ。

どちらかというと幾つかのスモールビジネスを掛け合わせた複業、というスタンスがより実現可能性が高いのではと、個人的に仮説を立てていることもあるので、本記事も参考に幾つかのナリワイを組み合わせて独自の仕事を作ってくれればと思います。

全国の地域おこし協力隊のみなさん、各地方都市でナリワイ作りに挑戦中のみなさん、起業独立する際の参考にどぞ!

http://tabizine.jp

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ナリワイ1 農業

自ら農産物を作って卸す、もしくはネットで直販して生計を立てるという新規就農プラン。小林市内でも直で3つ星レストランと繋がってる農家さんもいますし、やはり売り先の出口を作れる方は強いですね。

農業法人となるにはある一定面積以上の農地を取得しなければならない等々、新規就農のハードルの高さはありますが、自然の良さを一番感じられる仕事なのでは。

ナリワイ2 遊撃農家&ネット販売

ナリワイをつくるの著者伊藤さんの遊撃農家スタイルも参考になります。
参考:遊撃農家イトウ農園

季節限定の農家として、収穫を手伝い、ネット販売を使った売上アップに貢献するスタイル。これならば農業の知識がなくても、農家さんの力になりつつ、収益を得ることができます。伊藤さんはこうした1枚のランディングページ作成スキルを身につけるために、WEBを習得したとか。農家さんと組む上でやはりウェブは汎用性が高いですね。

http://nariwai.org

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ナリワイ3 飲食店OPEN

パン屋さんやカフェ、農家レストランといった飲食店をオープンする方もいるでしょう。僕らの家の周りにも小洒落たカフェがないので、空き家を借りてのカフェ構想も温め中。好条件の空き家を見つけることができれば、月数万円の家賃で店舗を持つことができるのも地方都市のメリットです。

ナリワイ4 マッサージ・セラピー系

手に職のあるマッサージ師の方、資格取得中のセラピスト志望の方にも、田舎で活躍するフィールドは残されています。他にも占いなどの特殊スキルがある方もこの分野でナリワイが作れるかと。人前で話すのが得意であれば、ワークショップやセミナーをやるというのもありですね。

http://www.hubud.org

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ナリワイ5 ゲストハウス/宿のOPEN

簡易宿所を取ってゲストハウスをやるというのも一つのナリワイの形。ブックカフェ兼ゲストハウスをやりたいので、絶賛空き家募集中です。春には民泊が解禁されるというので、airbnbはテスト的に始めようかと。

ナリワイ6 コワーキングスペース運営

地元の図書館に代わって、大人が集中して作業できるコワーキングスペースも欲しいところ。これは地方都市の規模とニーズによるんですが、カフェに併設すればニーズという点での実現可能性はグッと高まるんじゃないですかね。

http://www.hubud.org

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ナリワイ7 WEBメディアからの収益

ブログなどのウェブメディアを運営しながら広告費、コンテンツ販売で収益を上げるというビジネスモデルもあります。発信が好きな方、得意な方にオススメ。収益が出なくとも、長期的なファン作りの場としても機能するので持っていて損はないかと。

ナリワイ8 移住コンサル/アドバイザー

地方への移住者や、田舎暮らしをされている方のナリワイとしてよく目にするのが、移住に関するコンサルやアドバイス。人によりけりですが、1時間あたり数千円で移住経験者の声を聞くことができるというサービスですね。Skypeを使って都心の移住希望者と現地でやり取りするという形。地域おこし協力隊員であれば、比較的やりやすいナリワイモデルになりますね。

backpackersjapan.co.jp

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ナリワイ9 EC(ネットショップ)運営

先日伺ったアラタナさんで一押しされたのが、ECショップの運営。売り方と見せ方をしっかりすれば、田舎は売れるものの宝庫。しっかりと収益も上がる。と、ネットショップのプロに推して頂きました。アンテナを張っておけば、こだわり商品を持った生産者さんとの出逢いがあるやもしれませんしね!

ナリワイ10 移住ツアー/視察ガイド

個人的にこれはあったら嬉しいと思うのが、移住希望者へのツアーをしてくれるサービス。神山町のように地域おこしの先進地区では導入してますが、行政挟まずに気楽に下見したいという方に手が届くサービスとして、需要は一定数あるように思います。人気の移住地だったり、発信力のある方が自前で提供すれば一定数の顧客はつきそうです。

ナリワイ11 DIY家具を販売

DIYや工作が好きな人は家具等を自作して販売してみてもいいかもしれません。BASE等を使えば簡単にネットショップも開設できますし、僕らも本棚や靴箱など、簡単なものから作っていこうかと。

ナリワイ11 レポーター、広報取材

これは最近、うちの絵美ちゃんがこばなびというケーブルテレビの番組レポーターをやるというイレギュラーな流れの中での話なんですが、こうしたテレビ局や製作会社への外注って結構発生しているんじゃないかと。そこを担えるならば起業の種になり得ます。

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まとめ

以上、僕の知る範囲で定番(?)の田舎起業ネタをピックアップアップしてみました。
ざっと思いつく範囲で書き出してみたので、また追加があればその都度書き足していきます。これから地域おこし協力隊を検討中の方、協力隊期間中で起業ネタを検討中の方はご参考にどぞ!

 

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東京から宮崎に移住しました!
「#移住日記」書いてます。
宮崎県小林市で地域おこし協力隊やってます。

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ABOUTこの記事をかいた人

Shinta Hosokawa

岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。