富を流出させず、地域内で仕事を内製化する必要性。
せっかく国からの交付金が出ていても、結局東京のコンサルに発注して吸い上げられ、地域には何も残らない。
これって貧困国がいつになっても抜け出せないプロセスと似ている。
確かに何もしないよりは全然マシだけど。どうしても勿体ないと感じる— Shinta@繋ぎ屋 (@shintahosokawa) 2016年5月26日
この辺りの話は、みんなわかっていると思うんだけど、マンパワーが不足しているから、なかなか手を付けられない。
「地産地消の意義がわからない」
「地域内で循環させて何か意味があるのか?」
といった声が身近であがっていたけれども、なるほど。そこの共通認識が図られていないんだなと。— Shinta@繋ぎ屋 (@shintahosokawa) 2016年5月26日
消滅可能性が叫ばれている地方ほど、地産地消は進めていくべきだと個人的には思う。
せっかく農産物を生産していても、外食産業が弱かったら、美味しいものを求めて市外の店で消費するし、結果頑張ってるのに貧しいループから抜け出せない。— Shinta@繋ぎ屋 (@shintahosokawa) 2016年5月26日
現に、自分なんかは市内に好きな外食のお店があまりなくて(いくつかあるけれども市内だけでは数がないし)、そうなると週末は宮崎市にご飯を食べに行く機会も多い。
これってかなり勿体なくて。
地産地消ってこういう地域外に流出している富を地元に留めるってことなんだよね。— Shinta@繋ぎ屋 (@shintahosokawa) 2016年5月26日
消滅可能性が叫ばれているどこの地方も似たような状況だと思うんだけど、利益率の高い仕事を外注している部分を地域内で内製化できれば、状況は大きく変わると思う。
小林で言えば、外食産業、プロモーション関連は特に気になるところ。
自分が移住促進課だったら、そういう人たちを真っ先に呼ぶね— Shinta@繋ぎ屋 (@shintahosokawa) 2016年5月26日
神山町のワークショップや、先日参加した地域おこし協力隊の研修でも話にあがった話なんだけれども、利益率の高い仕事ほど地域のなかで回していくことが必要。
そうじゃないと、ずっと貿易収支赤字状態なわけだから。
ずっと赤字だったらそりゃ地域はどんどん苦しくなっていく。
だから、地域がすべきことのひとつは、大きくどの分野で地域外に富が流出しているか知ること。その上で、地域内でその仕事を自給していく動きをとることだと思うし。
せっかく移住者を呼ぶならば、これからは職業指名式じゃないかな。
神山のワークインレジデンスはその点模倣すべき仕組み。
自治体の移住促進グループは神山のワークインレジデンスをパクるべし
小林だったら外食関連でフードコーディネーター、料理人。プロモーション関連だったら、WEBディレクター、動画クリエイターとか人気ブロガー、アイドルとかかな?
他の地域はどうですかねー?
そんな意味で齋藤さんのこのイベントは楽しみですね!!
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繋ぎ屋オススメ本のまとめ
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岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。