先週末、北海道ニセコ地域のプロデュースをされていた釼持さんのミニセミナーが開催されました。
10年間で訪日外国人宿泊客延数を10倍以上へと導いたという実績のある方ですから、インバウンドの重要性をこれでもか!と説かれ…
聞けば聞くほど、確かにインバウンド需要の取り込みは地方創生に欠かせないのかもしれない(現時点での自治体の受け入れ状態に関わらず)…なんて思った話を共有してみます。
インバウンド取り込みが不可欠な2要因
周知の事実ですが、インバウンド取り込みが必要とされているのは、今後国内市場が縮小傾向にあること、一方で訪日外国人は増加しているためで。
確かにビジットジャパン以降311で一時的に減った訪日外国人旅行者数も、今では2000万人の大台目前まで来ているわけです。
これ程までに大きな人口の動きを今後国内で実現できる可能性はないですし、こうした大きな動きがある以上、この大きな動きを活用できるに越したことはないでしょう。
地域外通貨を獲得するために世界を見る
地方が生き残るためには、首都圏に一極集中している人モノカネ情報といったリソース(資源)を引っ張ってくることが必要、これまで自分もそう思っていました。
ただ、そのリソースを国内に限定していた時点でちょっと視野が狭かったですね。
小値賀の例もそうですが、国内の富裕層に魅力を訴求するより、海外客に訴求する方がよりイージーであるように思います。
価値の大きさを決めるモノ=感動の大きさだと思うんですが、文化の違いが大きければ大きいほどギャップが生まれ、違いが生まれる。
地元の人が当たり前と感じていることに、観光客が価値を見出すのと同様、日本の良さを日本人以上に実感できるのは外国人観光客なんだと思います。
そして同時に、
世界を見た方がより面白い
とも思います。
地方にくると触れる情報がやはり狭くなるのか、意識していないと発想がどんどん小さくこじんまりとしてくるなーとも感じていて。
国内だけを見てちゃいけないなと。
昨日ね、宮崎大学に行ったんですけど、いいスローガン書いてました。
世界を見つめ、地域から始める
確かこんな感じ。
いいですね。こう在りたいものです。
というわけで、海外向けのオウンドメディア構築も密かに同時進行で進めていこうかと。
具体的に反響があり次第、繋ぎ屋でも共有しますので引き続きお楽しみあれ!!
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岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。