小林市野尻町には宮崎県の薬草ハーブなどを試験栽培する【薬草・地域作物センター】があり、
5月には毎年【ハーブ祭り】を開催していたり、
薬草・ハーブにゆかりが深い町です。
私たちも移住してから、ハーブを栽培している農家さんのところに話しを聞きに行ったり、家庭菜園でパクチーやレモングラスなどを栽培したり、ハーブティーをネット販売してみたり、ローゼルでジャムを作ったり、
イベントで野尻産のハーブティーやジャムを販売してPRしたり・・・
薬草・ハーブで何かしたい!といろいろやってみているところです。
もっとハーブについて学びたい!と思っていたときに出会ったのが、ティーコンシェルジュ協会。
ティーコンシェルジュとは?
ティーコンシェルジュは「薬に頼らない身体づくり」のコンセプトをもとに民間療法として、世界のハーブティーや日本茶、紅茶、中国茶、コーヒーを使い分けることができるスペシャリストです。
「薬に頼らない身体づくり」
というコンセプトがいいなーと魅かれました。
調べていると九州に唯一ある教室が、宮崎県都城市にある!
総合的に学べる3級教室に通おうかなと考え中で、その前に1回ずつ受けられるお稽古教室に参加してきました。
お稽古教室は、毎月テーマに合わせて開催されていて、少人数のグループ制ですが、日程が合わない場合は個別レッスンも受けられるのです!
今回は個別レッスンをお願いしました。
会場は、都城市にある「Bio works」というお店。
ティーコンシェルジュ協会公認の選ばれしハーブを使った、ハーブティーやブレンドティーはもちろん、
先生セレクトの「ココロとカラダに優しい」オーガニック食材や調味料、日用品などが販売されています。
お店の中で淹れたてのドリンクを飲むこともできるお店です。
ハーブティーも少量で販売されていて、いろいろ試したくなります!
お土産にこちらの「Sakura saku 2016」と、花粉症の症状を和らげる効果があると言われているハーブのブレンドティーを買いました!
お店の一角で、先生とマンツーマンのレッスンスタート!
先生は、小学生の双子の男の子のママで、元々は家業である建築会社で建築士として活躍されていて、
仕事をしながら結婚・出産を経験したとき、体調を崩すことがあり、ご自身の経験から体のことや健康や食について勉強を始め、
薬に頼らない民間療法をいろいろ学ぶ中で、他のご縁もあり、ハーブの世界と出会ったそうです。
ハーブのことはもちろん、マクロビなど食のこと、民間療法であるイトオテルミーの資格をとるなど、
様々な勉強と経験を積んできた方で、
そういうバックボーンを含めてハーブのことを教えてくれるので、とても興味深く学ぶことができました!
何より先生がとても素敵な方です♡
3月のテーマは、
「4月は環境の変化が多い時期。そんな季節には心が強くなる、ストレスに柔軟になれるブレンドティー」
心身のバランスが崩れがちの春は、質のよい眠りをとり、心と体のバランスをとってくれるブレンドハーブティーを学びましょう。
教材として用意されたハーブは、こちらの2種。
有機マジョラム(エジプト産)・ラベンダー(オーストラリア産)
ティーコンシェルジュ協会の厳選な審査を通った、認定ハーブです。
認定基準は、
・自然農産物であること
・自然のハーブティーやお茶本来の効能を吸収できるため、添加物などは一切使用していない
こと・ハーブティーやお茶、コーヒーの原材料に産地や製造方法の情報提供がされていること
・ハーブティー、お茶、コーヒーの本来の香りや味わいがあること
・民間療法としてふさわしい効果効能(ビタミン、ミネラル、フィトケミカルなどが含まれていること)、もしくは各地域において昔から健康のために飲まれている事実があること
有機JASがついていないものも、基本的には無農薬栽培で、丁寧につくられた選ばれしハーブなのです!
教室で使用される教材は、毎月のテーマに合わせて変わります。
教室で使う量は少しなので残りはお持ち帰りできて、プライベートレッスンでいろいろ聞きたいことも聞けて学べる環境で、
お稽古教室は1回4240円!(グループレッスンはさらにお安い)
教材費だけで結構高いんじゃ…と心配になるほど良心的なお値段です。
ラベンダーはリラックス効果がありそうだなぁと、なんとなくはイメージできますが、
なぜリラックス効果があると言われているのか?
どんなことに効果的なのか?
などを、マジョラムやラベンダーの歴史も含めて学びます。
「古代ローマ」「古代エジプト」という話が出てきて、歴史の深さに惹きこまれました・・・
理論を学びつつ、実践です!
美味しいハーブティーの入れ方・茶器についても教えてもらいました。
容器を温めて、お湯は茶器の5センチ上から、一定の湯量でゆっくりと淹れる(「の」の字を書くように)。
ポイントは、茶器の中で茶葉がクルクルと動くように淹れること!
…こんなに意識して丁寧に淹れたことは、恥ずかしながら今までありませんでした…
ハーブティーの茶器は、茶葉がクルクルと動くために、茶葉をキャッチする取り外し可能な網みたいのがついてる急須タイプではなく、
茶器の中で自由に茶葉が動けるように、こういうタイプがいいそうです。
マジョラム、ラベンダーそれぞれを淹れて、香り・味を確かめ、
ブレンドしたものと比べます。
香りや味を言葉で伝える練習もしました。
伝えるときに相手が気持ちよく受け取れるような言葉を選ぶこと、
例えば「くせがある」と言うと、なんだか飲みにくいのかなと思わせてしまうので、
「個性的な味」「スパイシー」
などフラットに受け取れる(飲む前にジャッジされない)伝え方が大事なのかなと思いました。
ハーブの世界は、めちゃめちゃ奥深い・・・
と改めて感じつつ、古代から伝わるストーリー、民間療法としての効果、一人ひとりの状態に合わせたブレンド、美味しい淹れ方・・・
などもっと深く学んで身につけて、提供できるようになりたい!
と思った初レッスンでした!
noteの【日刊繋ぎ屋マガジン】で、今回学んだ【マジョラム】と【ラベンダー】についての記事を掲載します!
こちらも併せてぜひお読みくださいー!!
マガジンは、月額500円でほぼ平日毎日更新の記事が全部読めます!
そして、初月は無料!!なので、お気軽にお試しください!
繋ぎ屋オススメ本のまとめ
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北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。