高千穂神社・高千穂峡、天岩戸神社・天安河原、と神話が伝わるスポットを巡ってきた高千穂の旅。
スポットだけでなく、高千穂という町自体が神話のふるさとのような空気に包まれていました。
神様が降臨した場所ということだけあって、〝美味しい食べ物”にもたくさん出会えました!
高千穂旅のラストは「食」を紹介します!
原点を思い出させてくれるような郷土料理
高千穂の宿は郷土料理を中心とした食事が自慢の「杜の宿 ホテル四季見」へ。
外観やお部屋は昔からやっている感じで、哀愁漂う感じ・・・
高千穂は温泉がある宿が少なく、こちらも大浴場はあるけど温泉ではなく、最初は大丈夫かな?と少し心配になりましたが、
お待ちかねのお食事は、大満足でした!
「高千穂蘇食物語」
派手さはないですが、地の食材を使い、極力添加物を使わずに、昔から伝わる郷土の味を伝える食事で、少しずついろいろな味をいただけて、じんわり沁みるような味わいでした。
竹筒から直接注いでもらる「かっぽ酒」。背筋がピンと伸びますね。
夜神楽のときにふるまわれる食事だそうです。
中にはお煮しめが入っています。
他にも「古代米」を使ったご飯や、高千穂牛の鉄板焼き、唐辛子みそやフキ味噌など様々な味噌、竹に入ったサツマイモのグラタン…などどれも美味しく、食べすぎない量が体にも優しかったです。
自称〝日本一の朝食”
夕食も自慢の「高千穂蘇食物語」でしたが、朝食もすごい!
「自称〝日本一の朝食”」と謳われていて、添加物を極力使わず地のものを使った朝でも体が受け付ける食事でした。
味はもちろんですが、竹ザルや竹筒など自然のもので作った器や、今朝摘んできたお花が添えられていたり、手書きのお品書きなど、食事を彩る一つ一つへ心配りがされていたのも良かったです。
おこげのおむすび。
宿を出るときにお土産としてくれました。
寝る前にはお夜食として蒸しパンが竹かごに入ってお部屋に置いてあったり、こうした小さな気配りが日本っぽくていいなぁ。
おまけ。ソフトクリームはやっぱり美味しい!
日本の原点に還るような、じんわりと優しい食事を堪能したほかにも、美味しいものいろいろありました!
天安河原の近くにある、絶景を眺めながら自然に囲まれてゆったりとした時を過ごせるカフェ「あまてらすの隠れカフェ」。
一番人気のソフトクリーム「和ソフト」(450円)。
「かまいり茶」のソフトクリームがお茶の風味がしっかりとして濃厚で、あんこときな粉団子が乗っていろいろな味を楽しめました。
こちらも人気のご当地ドック「高千穂牛ドック」(550円)。
宮崎牛も有名ですが、高千穂は独自に「高千穂牛」としてブランド化しているようです。
たっぷりと高千穂牛の焼肉が入っていて、なかなかに美味しい!
高千穂は、神話だけでなく食からも〝原点”を感じられる場所でした。
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。