【宮崎移住Life~自分の真ん中に戻れる場所・繋がりがあることの重要さ~】

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養蜂の現場へ!創り手になりたいと強く思った

移住25日目。

地域おこし協力隊の先輩隊員2人に案内してもらい、先輩が取り組んでいる養蜂現場を見学させてもらいました。

 

日本蜜蜂を育てる先輩隊員に養蜂の現場を見せてもらいました!

Emi Murayama Murayamaさん(@emi.murayama)が投稿した写真 –

 

小林市の隣町、えびの市にあるお友達家族(こちらも東京からの移住者)の庭に置いてある巣箱。

田んぼの細い道を行った先にある木々に囲まれた古民家で、菜の花畑も隣にあり自然がいっぱいのおうち。

日本蜜蜂は2キロ先まで蜜を採りにいくそうで、その範囲に蜜を採れるお花畑があり、外敵が近づきにくい自然豊かな場所を選んで春前に巣箱を設置し、秋になったら蜂蜜を採取する。

 

今日は今年の蜂蜜が無事に採れるかどうか?!運命を確かめる日でした。

 

全身白系の服で防備する私

全身白系の服で防備する

 

30か所にそれぞれ巣箱を設置し、蜂が入ったのが2か所。

蜂が入った巣箱は引き続き設置し、巣箱の中に蜂がせっせと蜜を運び巣を作っていきます。

実際に巣箱の中を見せてもらいましたが、本当に蜂がお尻に黄色い蜜を付けて運んでいました!  

 

結果は…

まだ重さが足りず蜜の量が少ないので今年は収穫できないことに。。

蜜の量が少ないうちに採取してしまうと来年以降へ向けての蜂がいなくなってしまうため、だそうです。

蜂が入るかどうか、入ったとしても採取できるほどの量の蜜を運んでこられるか、蜂蜜(特に日本蜜蜂)を作るって簡単なことではないんだな、少しの量が貴重だと身に沁みました。

 

日本蜜蜂について教えてくれながら巣箱の様子を確認する先輩隊員

日本蜜蜂について教えてくれながら巣箱の様子を確認する先輩隊員

 

「お尻を黄色くさせて運んでくる姿が可愛んだよ」

と本当に愛おしそうに蜂を眺め続ける先輩を見ていると、蜂が可愛く見えてきました。  

先輩隊員の活動の様子を実際に見たことでいろんなイメージが湧いてきました。

私も何かを生み出す創り手になりたい、そう強く思いました。

 

移住者たちが集まるのんかた(飲み会)に参加。集まる基点がある有難さ

 夜は先輩隊員の絵美さん(名前が同じ!ご縁を感じております)に声をかけてもらい、

お試し滞在移住の受け入れ先であり支援をしているミキさんハウスのご飯会(のんかた)に参加してきました。

 

慎太がたくさん野菜をいただいてきました! 嬉しい…!! Emi Murayama Murayamaさん(@emi.murayama)が投稿した写真 –

 

一品持ち寄りパーティーで様々な美味しい料理が満載でした!(写真は料理になる前の素材たち)

私は北海道のザンギ(唐揚げ)とイベントで大量にもらったサツマイモでチーズカレーコロッケを作っていきました。

 

 

子どもが生まれたのをきっかけに自然の中で子育てをしたいと、大阪から移住してきたご夫婦。

…自己紹介で旦那さんが「今一番大事なのは子どもが元気に育つこと。そのために移住してきたのでそこが一番の目的です」と語っていた姿が印象的で、そう堂々と言えるところが素敵でした!

 

自然の中で本物の美味しいサービスを届けられる仕事をしたいと奥さんと一緒に移住し、えびの市の地域おこし協力隊として活動する料理人。

…山の中に住んでいて、お風呂と暖炉は薪で沸かし、水は川の湧水を引いているのでガス代と水道代がゼロ!休墾中の田んぼを耕して自然栽培でお米を育て「1年はもたないくらい」のお米も自給している!自給力が高い!話を聞いていて感激しました!

 

他にも、定年後にやりたいこと(自然農、鳥を育てて新鮮卵を採ること、渓流釣り、庭づくり…)を実現できる生き方をしようとご夫婦で移住されて、3年でそれを全部実現している方や、

野尻のゴボウで六次産業化を目指し起業を考えている方、

長年ミャンマーとの行き来を続ける写真家の方、

日本中・世界中を旅し自然の偉大さと感謝を実感し自然と共に在る生き方を求めて移住しハーブ栽培をナリワイにしている方、

お試し移住滞在中で小林市への移住を検討している女性の方、、

などと様々な方が集まっていました。

 

IMG_4608

 

初めて会う方々ばかりでしたが、

「自然の中での暮らしを求めて」

「自給する喜び」

「循環する次世代にも残せる食・環境・人間づくり」

など関心のあること、大事にしている部分が共感する方ばかりで、

話していてとても心地よく、みなさんの話を聞いていて希望が湧いてきました。

オーナーのミキさんがいるからこそ、集まれる繋がれるご縁だなぁと思いました。

 

 

先輩隊員の絵美さんたちがいてくれたからこそ繋がったご縁。

自分の真ん中で、その感覚で通じ合える人たちがいることは本当にうれしく

「この先もここで住み続けたいな」と思う大きな希望だと感じました。

 

私たちが目指している暮らしを実現している、実現する過程にいる先輩移住者たちの話を聞けて、やりたいことを創っていけるんだ!とイメージがどんどん湧いてきて楽しみになってきました。

ここでしかできないこと、やりたいと思ってること、全部創っていこう。

 

移住する上で「自分の真ん中でいられる場所、チューニングできる真ん中に戻ってこられる人たちとの繋がりがあること」これはめちゃ重要だと実感した夜でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

Emi

北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。 広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。