ハーブとヨガを学び、ハーブランチを楽しむ企画「ハーブのまち野尻で学ぶ ハーブ&青空ヨガ講座」を、宮崎県小林市野尻町で本日開催しました!
気持ちいい秋晴れの中、芝生で青空ヨガをして、ハーブティーの美味しい淹れ方を学び、スペシャルなハーブランチを食べていただき、参加した25名の皆様のたくさんの笑顔を見ることができました。
講座の様子を写真と共に紹介します!
青空ヨガで身体と心をリフレッシュ
8時半から受付を開始。
良い天気でしたが朝は気温が低く寒さが少し心配でしたが、徐々に日差しも差してきて、無事に青空ヨガを行えました。
「初めてのヨガだったけど、先生の説明が分かりやすくて楽しくできた」
「屋外でのヨガは初めてで、とっても気持ち良かった」
「すごくリフレッシュできた」
見ていて本当に気持ち良さそうでした!
講師のなおさんの優しく丁寧で分かりやすい説明と、野尻の自然の中で、楽しい青空ヨガとなってよかったです。
薬草センターの植物に誘われてアサギマダラも飛来
会場の薬草・地域作物センターは、世界中のハーブや地域作物などを試験栽培していて、無料で園内を見学できます。
この時期は、長距離を旅する珍しい蝶「アサギマダラ」も飛来していました。
羽の部分がステンドグラスみたいで、とっても美しいです。
秋になると南下し、遠くは1500km離れた台湾や南西諸島まで移動します。
写真に写っているピンクの花「フジバカマ」を目当てに、たくさんのアサギマダラが見られました。
ハーブティー講座で3種のハーブを学ぶ
青空ヨガで身体をリフレッシュした後は、ハーブティー講座。
ティーコンシェルジュ認定講師の山元幸代先生に来ていただき、ハーブティーの基本から美味しい淹れ方などを学びました。
ハーブを生産している方も多数参加していて、みなさん真剣です。
今回のハーブは、葉・花・種子の異なる部位であり、これから寒くなる時期にぴったりな効能をもつ3種のハーブティー「ペパーミント」「カモミール」「黒豆」。
ハーブのことを学んだあとは、美味しい淹れ方を実践します。
先生の実演のあと、班ごとに3種のハーブティーを淹れて、お湯の温度や蒸らし時間など淹れ方でどんな違いがあるか、香りや味を体感。
人によって香りや味の表現の仕方も異なり、和気藹々と講座は盛り上がりました!
「淹れ方でこんなに違うのかとびっくり!」
「女性に嬉しい効能がたくさん知れて嬉しかった」
「ハーブの奥深さを感じた。もっと勉強したい!」
などと、ハーブへの興味が益々湧いてきた!と次に繋がる時間となって良かったです!
「ペパーミント」「カモミール」「黒豆」の3つをブレンドしたハーブティーのお土産付きだったので、講座の余韻残る中、家で美味しいハーブティーを飲んでいただけると思います。
地元産のハーブをふんだんに使った豪華ハーブランチ
そして最後は、ハーブランチ!
地元産のハーブをふんだんに使った、なんとイタリアンのフルコース!
10月に小林市地域おこし協力隊として着任した甲斐さん(フレンチ&イタリアンのシェフ)が、この日のためにメニュー開発&調理を担当してくださりました。
企画した段階では、こんなにすごいハーブランチになるとは私も予想していなかったくらい、本当にスペシャルなランチとなりました。
参加者の皆さんは最初から最後まで本当に喜んでいただけました!
全メニュー写真でお届けします!
アンティパストミスト
スイートバジルと自家製ドライトマトのフリッターッタ
ルッコラとロース生ハムのクロスティーニ サルサ・サルモリッオ
幸せのワンスプーン(クマナのベビーリーフとモッツァレラのカプレーゼ)
盛り付けもおしゃれで、ちょっとずついろんな味を食べられる幸せ!
インサラータ
ハーブたっぷりのサラダ〜3種のソース〜
バーニャカウダ・はちみつとグレインマスタードドレッシング・ローゼルと岩塩
たっぷりのハーブサラダ!3種のソースをお好みでかけて食べます。
ズッパ
小林市でとれたキノコとオレガノのポタージュ
濃厚な味がたまりません!
パネ
ローズマリーフォカッチャ
たっぷりローズマリーのいい香り!
プリモピアット
たっぷりレモンバームの真鯛ラグービアンコ
ソースが絶品!
セコンドピアット
チョウザメんのヴァプール ローゼルとクレソンのソース
佐土原茄子のパルミジャーナ添え
小林市一押しのチョウザメと、お隣佐土原の伝統野菜を使った一品。ソースも美しい!
ドルチェ
赤ワインジュレ 柑橘類のジュースとともに
ミントのアイスクリーム
ミントたっぷりの手作りアイスクリームは、シェフの自信作!
ハーブティー講座で学んだ「ペパーミント」「カモミール」「黒豆」のブレンドティーを、先生に淹れていただき、デザートと一緒にいただきました!
ちなみに、下に引いてあるランチョンマットは、ゆ〜ぱるのじりのスタッフの方が、一枚ずつ手作りで作ってくれた押し花のランチョンマットなのです!
テーブルには、のじりこぴあバラ園のバラを使った生花も飾られ(これもゆ〜ぱるのじりのスタッフの方のお手製)、料理の美味しさはもちろん、レストランのような素敵な空間で幸せ時間を過ごしていただけたのではと思います。
「想像をはるかに超える内容だった」
「一生分のハーブを食べた気分だった!美味しくて幸せだった」
「生産者としてこんな美味しい料理になるなんて、とても嬉しかった」
など、大満足していただけました!
まとめ
野尻には薬草センターがあり、道の駅ゆ〜ぱるのじりがあって、ハーブを生産している方々もいて、毎年ハーブ祭りも開催していて、「ハーブ」という魅力的な資源がある。
それをもっといろんな人に知ってもらいたいし、ハーブが好きな人が集まる拠点になったら素敵じゃないか、そんな思いから始まった今回の企画。
様々な方々のお力添えのおかげで、私が最初考えていたことを遥かに超える素敵な企画となりました。
「この内容でこの金額は安すぎる」「補助金頼りで意味があるのか」などと、一部厳しいご意見も始まる前にいただきましたが、今回の企画は、まずは野尻に魅力溢れるハーブがあること・薬草センターという素晴らしい施設があることを知ってもらうこと。PRを兼ねて、今後のハーブ生産やハーブのまちとしての魅力作りに繋げていくことを目標に、薬草ハーブ活用推進会議に協賛していただき開催できました。
この企画で終わりではなく、今後へ繋がる動きを引き続きしていきたいと思います!
来てくださった皆様、ありがとうございました。
定員になりお断りしてしまった方々も多数いましたが、申し込んでくださり興味をもってくださりありがとうございました。
そして、今回の企画では、講師の先生方、シェフ甲斐さんを始め、調理や配膳を手伝ってくださったスタッフの方々、薬草センター、ゆ〜ぱるのじり、野尻庁舎地域振興課など、本当に様々な方にご協力いただき、皆さんに満足していただける内容を作ることができました。本当にありがとうございました!
運営として振り返るといろいろ配慮が足りない部分もあったと、書きながら反省しております。
イベントは大変だなと思いましたが、来てくれた方々の嬉しそうな楽しそうな幸せそうな顔を見られて、そういう時間を作る側になれるのはとっても嬉しいなと感じました!
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。