宮崎に初めてきたゲストをどこに案内するか?
迷ったときは、まずは「塚田農場」に行けば間違いなしかなと思っています。
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私たちも初めてきたとき、両親が遊びにきたとき、など何度か行っていて、
宮崎っぽいものを食べられる
美味しい
接客の心配りが素敵
お店のコンセプト、ストーリーを大切にしているところが良い
と、毎回満足しています。
小林市で、塚田農場を運営する会社APカンパニーから出向で来ている方がいて、その方の存在もあり、塚田農場のストーリーに最近関心が高まっていました。
そんな中、とある研修会で塚田農場の契約農家さんだというおじさまと偶然の出会い!
おじさまの話で感じた塚田農場が地域にもたらす影響について考えてみたいと思います。
このミッションはAPカンパニーの使命を表し、APカンパニーが何の為に存在し、企業活動を通じて世の中に何をもたらそうとするのかを示す理念です。
ミッション実現の為に、AP カンパニーは農業や漁業などの「生産」から、物流・加工の「流通」、及び外食店舗等での「販売」までを自社で一貫して手がける、「生販直結モデル」の事業を構築・展開しています。
2001年に米山久代表取締役が「食のあるべき姿を追求する」という志の元、立ち上げたAPカンパニー。
ダーツバーなどを経営していた米山社長が、全国各地を歩き回り出会ったのが「みやざき地頭鶏(じどっこ)」。
米山代表は東京生まれ東京育ち、最初は地元の人から「よそ者が入ってくるな」とすぐに受け入れてもらえないこともあったそうです。
地元の生産者さんなどと関係性を築き信頼を得て、
2006年には、宮崎県日南市に自社養鶏場と加工センターを立ち上げました。
翌2007年に地鶏専門店「塚田農場」をオープン。
目次
地方にいることが価値になる時代。地方にいながら東京相手に仕事ができる
塚田農場契約養鶏場のUさん。
米山代表が「特徴があるストーリーのある食材を探している」と、Uさんが当時開いていた居酒屋に来たことが最初の出会いだった。
米山代表の熱意に魅かれ、契約養鶏場となり、一緒にメニュー開発をしたり、開業当初から一緒に仕事をしてきた。
「塚田農場のおかげで毎月安定した収益が入るようになった。地方にいながら東京相手に仕事ができることが嬉しいね」
東京の塚田農場でももちろん、生産者さんの顔やストーリーが全面に押し出されていて、それがブランドになっている。
地方にいることがむしろ価値になる、そんな時代になっているのかなと感じます。
塚田農場のおかげで収入が安定。新たな産業へ挑戦できる
毎月安定した収益が確保できたことで、新たなチャレンジを始めているというUさん。
「養鶏場が安定したから、そこで出た収益でヤギを飼い始めた。ヤギのチーズとか、つくりたいね。ヤギは可愛いよ~。六次産業化を目指してアーモンドも育てているよ」
と、待ち受けにしているヤギさん写真も見せてくれました。
私が北海道出身という話をすると、
「最近北海道にも塚田農場ができたんだよ。自分がつくった地鶏が北海道まで届いてるのは嬉しい」
と本当にうれしそうに話していました。
塚田農場のメニュー表で、契約農家さんなど生産者さんの声を読んだことはありましたが、実際にお話しを聞いて、生産者さんにとっても会社にとってもお客にとっても良い関係を築いているんだなーと感じました。
塚田農場や、オーナーズのように、地方で活躍して食を支えてくれている生産者さんと日本全国を結ぶつなぎ役の存在によって、地方にいながら都会相手に対等に仕事ができたり、良いものを作り届け循環する世の中ができていくんだなと思いました。
最初は小さくても、循環していくものを私も生み出していきたいです。
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安全な食を求める方に向けて”マイ契約農家制度”を推進しています。
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。