毎年恒例のBirthday Trip(誕生日に旅行するイベント)、10月29日の慎太誕生日に合わせて、宮崎県の人気スポット高千穂へ行ってきました。
宮崎県は「神話のふるさと」と呼ばれていて、県内の様々な場所に神話が残っています。
日本最古の歴史書といわれているのが、712年に太安万侶により編さんされた『古事記』です。その8年後に作られたのが『日本書紀』で、こちらは日本に伝わる最古の正史とされています。
『古事記』上・中・下巻のうち、上巻に登場する場所のおよそ3分の2が宮崎周辺を舞台にしたといわれます。『古事記』は、天地が創造され、神々が生まれ、日本の島々が生まれるシーンから始まる物語。(引用:神話のふるさと 宮崎)
その中でも高千穂は、
国生み、天孫降臨、岩戸開き…、
と数多くの神話が残り、ゆかりのある神社や自然が〝パワースポット”として近年益々人気になっているそうです。
宮崎に移住して行ってみたい場所上位だった高千穂。
移住して1か月、ようやく初上陸できました!
まずは、高千穂神社。大きな存在に守られている気持ちになる。
高千穂へは、私たちが住んでいる小林市から車で(下道で)3時間弱。
牡蠣が有名な高鍋町・海産物が美味しくサーフスポットの日向、など高千穂に行くまでいろんな町に立ち寄りながらのんびり向かいました。
(ジブリの世界のような洋館で牡蠣を堪能!神話と自然に包まれた高千穂の旅~番外編~)
高千穂に到着したのが19時過ぎ。初日は旅館に泊まってゆっくりして、2日目の午前中に高千穂の町を巡りました。
1900年前に創建され、日向三代の神々とその配偶神、神武天皇の御兄・ミケイリノミコト一族を祭っています。
平安期から高千穂郷八十八社の総社とされていて、農産業や縁結びの神として、今も広く信仰を集めている神社です。
「みやざきの巨樹百選」にも選ばれた樹齢800年のスギの木「秩父杉」など、大きな樹に囲まれていて、陽の光も穏やかで、なんだか大きな存在に守られているような気持ちになりました。
高千穂峡。自然に触れながら静寂と観光地の賑やかさを感じる。
高千穂峡は、太古の昔、阿蘇の火山活動で噴出した火炎流が冷え固まり、五ヶ瀬川の浸食によってできた断崖が高さ50~100m、東西に7kmに渡って続く渓谷です。
上の写真は、天孫降臨の際に天上界から移したと伝わる「真名井の滝」。
貸しボートは混雑していたので今回は乗らなかったですが、この滝を間近でみられるので次は乗ってみたいな。
紅葉シーズン突入の10月末の土曜日で、観光客も結構多く賑やかではありましたが、この大きな自然の中ではさほど気にならず、神秘的な自然のエネルギーを感じられました。
太陽の光が気持ちいい。
クリアになっていく感じがしました。
次は天岩戸神社へ。後編へ続きます。
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。