日本版グリーンツーリズム【農家民泊】の最大の課題

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現在、金丸弘美さん著の田舎力を読んでまして。学びが沢山あるのでちょっとずつ関係者へ共有していこうシリーズ第2弾。

今回は日本版グリーンツーリズムの課題について、引用を交えながら。

今ね、僕の移住した宮崎県小林市でも北きりしま田舎物語という農家民泊団体が活動しているんですが、収益面で苦戦気味でして。

課題ポイントはいくつかあると思いますが、田舎力が示唆するポイントとして2点挙げてあるので、その点を共有してみます。

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グリーンツーリズムとは?

そもそもの話ですが、簡単に共有しますと。

農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動です。

欧州では、農村に滞在しバカンスを過ごすという余暇の過ごし方が普及しています。英国ではルーラル・ツーリズム、グリーン・ツーリズム、フランスではツーリズム・ベール(緑の旅行)と呼ばれています。

出展:農林水産省

というわけで、その地に宿泊しながら農業や漁業の体験をしたり、その地の美味しいものを堪能してゆっくりとしたり、広義ですが、そうした休日の過ごし方ですね。

稀少な自然景観が残る土地では、自然観察やトレッキングを軸にしたエコツーリズム、農家との連携で農作業などを体験するアグリツーリズムなどが代表的である。

海外のグリーンツーリズム成功事例で言えばイタリアのトスカーナでは1兆円規模の産業に成長してると聞きます。トスカーナもはじめは何もなかった田舎だったと言いますから、どこの田舎にも可能性は残されているんじゃないかと。

http://tabizine.jp

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課題1 長期休暇制度(バカンス)がない

グリーンツーリズム自体が欧米で広まった慣習ですから、日本で広める上では文化的にも様々異なるので課題は出てきます。

典型的な課題のひとつめは日本には欧米のようなバカンスという長期休暇制度がない点で、ゆっくりと田舎で滞在する素地がない点かと。

しかし、日本とヨーロッパとでは長期休暇がないなどライフスタイルが違うことと、農村の側で景観、料理、宿泊施設など、十分な受け入れ態勢が整っていないこともあり…

この辺は文化的な背景が違うので難しい部分ですが、これはもう短期滞在でも満喫できる仕組みを作るしかないですよね。

課題2 宿泊施設の受け入れ態勢が不十分

イタリアに初めて行ったとき、農家を改装した宿泊施設に泊まった。これが、とてもお洒落。農家とはまったく独立した施設になっていて、鍵が個別に渡される。

田舎の農家さんならではの空間でがっつり時間を過ごすというのもひとつの醍醐味ですが、お洒落で憧れる空間を求めている方も多いですよね。子どもの修学旅行ならいいですが、大人が楽しめる空間となるとある程度家という空間のセンスも問われるように思います。少なくとも僕はお洒落な空間じゃないと物足りないですね。

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宿泊施設ひとつとっても、民家を開放してるというだけで、住人と宿泊者の部屋の境目はふすま一枚、というようにプライバシーが確保できないようなつくりのものがまだ中心である。これでは泊まってもなかなか落ち着かない。

この辺りは宿泊者側も気を遣いますし、受け入れ側の負担も大きい部分かと。実際、北きりしま田舎物語の農家民泊もこうした形なので、農家さんにとってもかなり負担になってるように感じます。

宿泊所は別で用意して、農作業を一部体験するくらいのライトな関わり方を求めている層もかなりいると思われるので、そのへん選択できるようなカタチを作っていければ、また流れも変わるんではないかと。今後街のリソースを見つつ探っていければと思いますね 。

以上一部ですが、地方創生関係者、グリーンツーリズム関係者への共有として。参考にどぞ!


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東京から宮崎に移住しました!
「#移住日記」書いてます。
宮崎県小林市で地域おこし協力隊やってます。

Shinta Hosokawa
岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。
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ABOUTこの記事をかいた人

Shinta Hosokawa

岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。