移住40日目。
先週末から今週頭にかけて、高千穂旅、友人の結婚式で東京旅、と外に出ることが続いていました。
「玉ねぎを植える時期だよ!一緒に植えよう!」
と、近所の区長さんからお声がけいただき、昨日は家の前のプチ畑仕事をしました。
田舎の朝は早い!
朝8時、区長さんが軽トラで颯爽と現れ、玉ねぎを植えるため、まずは畝の作り方を手ほどきしてくれました。
田舎の朝は早い!
休日の8時は、それほど早くないのかもしれませんが、朝の6時半にチャイムが鳴ることも・・・!
慎太くん、まだ眠そうですね・・・
でも、畑仕事をやってみて、太陽がなるべく昇っていない朝早くに仕事を済ませたい!!
という気持ちがよく分かりました。
朝早くから行動するのはやっぱりいいな、と思いました。
初めて鍬と鎌を使う
教えてもらいながら私たちも実践です。
家庭菜園を始めて、スコップが必要だね!と意気込んで大小2個ずつ買いそろえました。
でも、スコップよりも鍬(くわ)が良いそうです。
最初はなかなか慣れずへっぴり腰でした。
鎌の使い方を練習中。
手首のスナップを利かせて、くいっくいっと切るそうです。
コツを掴むと確かに便利!
畑は見た目も大事
春に向けて玉ねぎを植えました!
苗は区長さんが育てているのをいただき、越冬するためにビニールをかけて苗を一つずつ手で植えました。
ビニールをすると、一気に本格的な畑っぽくなりました!
区長さんいわく「畑は見た目も大事」。
特に田舎は家に行ったときに畑の様子が見えて、畑の見た目で性格などを推測されることも多い層です。
でも確かに、畑やお庭を手入れしていると安心感が増しますね。
少し前に植えたブロッコリーたち。
畝をつくるだけで、見た目がきちんとしました!
手入れしている畑っぽくなった気がします!
農業は楽しい。育てて実ると愛おしくて孫のようだ。
私たちの畑の先生、区長さんは、もともと地元出身でお父さんが農家をされていました。
「農家を継ぐのが嫌でサラリーマンになった」
退職を機に地元に戻ってから農作業をお父さんと一緒に始め、農業の魅力にどんどん引き込まれていったそうです。
「農業は楽しいよ。自分の手で植えた種が芽を出して実っていく姿は、孫のように愛おしい」
そう話す区長さんのつくる野菜たちは、愛情いっぱいだからかどれもとても美味しい!
こうやって身近な方から教えてもらえるのは、とても有難いなと思います。
私たちも少しずつ畑を耕していって、自分たちの手で命ある食べ物を創っていきたいです。
粘りがすごい!これはスーパーフードだ!巨大山芋!
玉ねぎを植えたあと、区長さんの畑から美味しい野菜をおすそ分けしてもらいました。
巨大な山芋!!
しかも赤い!
こんなに大きな山芋初めてみました・・・
いただいた食材でお昼ご飯。
メインは、巨大山芋のとろろ丼!
粘りが、すごい!!
掴んでもなかなか落ちない!
お餅みたいな粘りです。
味はもちろん美味しい!
スーパーフードのようでした…!
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。