高千穂神社・高千穂峡につづいては、天岩戸神社へ!
アマテラスオオミカミが隠れた天岩戸が御神体となる天岩戸神社。
天岩戸神社は『古事記』『日本書紀』に記される「天岩戸伝説」を伝える神社で、アマテラスオオミカミが隠れた洞窟「天岩戸」を御神体としています。
天岩戸伝説・・・
天上界・高天原(たかまがはら)を治めていた太陽神・アマテラスオオミカミが、弟・スサノオノミコトの乱暴に耐えかね「天岩戸」に隠れてしまいました。
世の中は闇に閉ざされ、困った八百万の神々は「天安河原」に集まり話し合いました。そのうち、芸達者のアメノウズメノミコトが面白おかしく踊り始め大宴会に。
その騒がしさにアマテラスオオミカミが誘い出され、天地に光が戻りました。
古代銀杏の樹。
深い自然に囲まれて、重ねてきた年月の長さを感じます。
神様たちが集まった場所。時が止まったような静寂の世界に包まれる。天安河原。
天岩戸神社をさらに奥へ進んでいくとあるのが、天安河原(あまのやすがわら)。
天岩戸神社で八百万の神が集まり神議したと伝わる場所です。
自然に深く入っていくような感覚になる場所です。
10分ほど山道を歩きますが、空気が気持ちいです。
開口40m、奥行30mの大洞窟の中に社があります。
無数の積み石が…!
天安河原の石を積み、願い事をすると多くの願い事が叶うと言われています。
〝神秘的”という言葉がぴったりの場所。
高千穂峡に比べて混雑もしていないので、シーンとした静けさの中で自分の内側と繋がる時間にもなりそうです。
絶景を眺めながらお茶できるカフェ!
天安河原へ向かう入り口に、数件カフェが並んでいます。
深い自然を眺めながら飲むお茶が飲めるカフェ・・・
このカフェだったらクリアな頭で仕事ができそう。
(こちらで食べた美味しいものは「食 編」で紹介しています!)
高千穂の見どころはまだまだありますが、今回は最初ということで主要どころを中心にまわりました。
結構コンパクトな街だったので、高千穂神社~高千穂峡~天岩戸神社~天安河原、を巡ってゆっくりお茶して、所要時間は約3時間。
1泊2日でも十分に堪能できる場所だな、と思いました。
次はもっとディープなところへも行ってみたい!
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。