観光関連の情報を取得していると最近はインバウンド関連の情報がやたらと目に入ります。
大きな時流にはのる方が楽しいですから、今後はインバウンド情報もちょこちょこ紹介していこうかと。
大蛇丸も言っていたじゃないですか、回っていない風車なんて見るに値せず…ってね。
TOMODACHI GUIDEとは?
ということで今日はインバウンド関連の素敵なサービスの紹介です。その名もTOMODACHI GUIDE。その名の通り、友達にもてなしてもらう感覚でガイドをしてもらえるソーシャルマッチングサービスです。
コンセプトも秀逸でして。
この日本には、素晴らしい体験が溢れています。
それは世界遺産や文化・歴史、東京タワーなどのモニュメント だけではなく、私たち日本人の日常の暮らしの中にこそあるのです。
海外の人たちは知りたがっています。
私たちが日々何を考え、感じ、願い、今を生きているのかを。 どんな時に笑い、どんな時に悲しむのかを。
日常が観光資源となる
インバウンドの魅力は日常が観光資源になること。なんてことはない日常に大きな価値を感じてもらえるのは、国を超えたことであらゆる文化の違いが生じるからでしょう。
同じ日本人、同じ地域に住んでいる人の家に泊まりに行って、宿泊費に1万円出すことはしないですよね。文化の違い、距離の違いが価値を生むと言っても過言ではないかと。
顧客が友達化する
ついでに、TOMODACHI GUIDEのモデルを見て感じたのは、顧客と友達が曖昧になっていく未来。一部のプロフェッショナルに仕事を依頼するのが一部の上流層であるように、カジュアルなサービスは友達から購買するという流れが構築されていく未来が見えます。
お客さんなのか?友達なのか?この線引きがより薄く、なくなっていくんではないかと。
そう考えると、恵比寿の美容室Broccoliさんが言うような接客をしないスタイルというのは今後増えていくだろうなーとも思いますね。
通訳案内士でも取ろうかね?
最近はホントどこを見てもインバウンドの情報が入ってくるようになりました。今後もオリンピックに向けてますます関連マーケットは拡大していくでしょうし、グローバル化の流れは加速するように思えます。
僕ら繋ぎ屋も多拠点を今後実現していく中で、海外にもアンテナを立てています。
海外に視野が広がると、必然的に日本というものを客観視するようになります。
国際社会の中では、日本人という当たり前の事実が、ひとつのアイデンティティーであり、武器であり、弱みでもあると気付くんですよね。
日本人として自分を捉えたときに、もっと日本のことを勉強したいなという知識欲も湧きますし、いろんな言語の相手に伝えたいという欲求も湧いてくる。
通訳案内士はひとつの選択に過ぎませんが、もっと日本のことを学んでいきたいなと思いますね。
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Tsunagiya Library
岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。