サラリーマンの話より農家さんの話の方が100倍面白い。クリエイティブを感じる。なぜかといえば、自分の食い扶持を自ら作るという立場があるから。雇われの環境じゃ、なかなかクリエイティブにはなれない。
— 繋ぎ屋 (@shintahosokawa) 2015, 11月 25
こっちに来て、本当に農家さんの話を聞くのが面白い。畑仕事、田んぼ仕事に独自のこだわりっていうのを持ってる人が多いというのを感じている。
農法ってホントいくら種類があるのかわからないくらいにあって、俺も断片的な知識でしかないんだけれども、少しずつ勉強中。
いろんな農法があるだけに、長年やっている農家さんほどいろいろと試していて、常に自分の食い扶持をかけて試行錯誤している姿、まさしく命がけな姿勢に面白さを感じるのだと思う。
イケハヤさんの記事の通りだなーと思う。
サラリーマンブロガーの記事が超つまらない理由
そうした農家さんを見ていると、雇われの身ではいくら動いても、こうしたクリエイティブな面白さは立場上、発揮できないというか、弱いんだろうと感じる。俺も地域おこし協力隊という制度を使って移住へは踏み出すことができたんだけれども、なるべく早くこの支援制度から独立しなければ、どんどん自分の中のクリエイティブな部分が弱っていくのだろうと一種の危機感も覚えている。
協力隊の期間は最長3年とされているけれども、できることなら1年でナリワイを軌道に載せて卒業したいね。
農家さんの話を面白いと感じる別の理由として、自然を相手にしているという部分も大きくて。自然ってコントロールできない部分もあるから、より難しかったり、より環境やらなにやらの知識に精通していることが必要だったり、かなりトータルで生きる力に卓越していることが求められるから、その辺りにもカッコよさを覚えていて。生きる力って何よりも強くて、カッコいい部分だと思うから、そこを追求している姿も惹かれるポイントなんだろうな。
まさに生きた経験から生まれる言葉に面白さが宿るのであって、食っていくだけの安心が保証されたうえで、衣食住から離れた、生き死にに関係のない、あってもなくてもいいようなビジネスモデルの中で働く人たちの話より断然面白いのは、考えるまでもなく当然のことなのかもしれない。
俺のナリワイづくりも生きる力に直結した部分で作っていこう。
発信力を強化しつつ…とはいえ広告収入で1年やっても3万円レベルだろうし、農作物を余らせている農家さんと組み【マイ契約農家制度】を推進しつつネットで農作物の販売!といっても、これも小さくやって5万円レベルかと)、うーむ。衣食住に絡むことをやりつつ、マネタイズをいかに早い段階で実現するか。課題ですな。マネタイズをテーマに掲げて、コンテンツを拡充していきますか。
農家さんのようなクリエイティブな生き方を発信するには、まずは組織に頼らず食い扶持を自分で担保するとこからやね!
岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。