農家民泊をプチ体験!竹でバームクーヘンを焼きました

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移住26日目。

農家民泊や体験型プログラムで、修学旅行などの受け入れをしている【北きりしま田舎物語】。

今日は東京から「ジモトノココロ」編集長のマツコさんが取材にきていたので、一緒に農家民泊日帰りツアーを体験してきました!

 

小林市野尻町の体験場所の目の前に広がる景色

小林市野尻町の体験場所の目の前に広がる景色

 

小林市野尻町の【おしげさんの家】で、地元食材をふんだんに使った料理づくり体験!

山と田んぼに囲まれた自然の中で、炭火&土鍋で昨日採れたての新米を焚き、

全部地元で採れた新鮮な野菜&魚を天ぷらにして炭火&鉄鍋で天ぷらを揚げ、

みんなで青空の下食卓を囲んでお昼ご飯をいただきました。

炭火でご飯を焚く

炭火でご飯を焚く

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ご飯番という大役を任せられた慎太くん。

火加減が重要なのでずっと見張っていました。

炭火&鉄鍋は高温でどんどん揚ります

炭火&鉄鍋は高温でどんどん揚ります

 

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綺麗な水があるところにしか生えないらしい庭から採ってきたばかりの「まこも」や、大きな大きなぷりぷりシイタケ!、秘密の場所で採ってきたというヨモギ、川で釣った魚、スイートコーン、ゴボウ…

カリッと揚っていて、どれもこれもめちゃ美味しかった!!

「新米は○○さん家からもらったもので、椎茸は隣の○○さんが〝大きいの採れたから、食べて!”ともってきてくれたの!」

買ったものは一つもなく、全部が地元で採れた新鮮で安心の食材たち。

食材が創り手の方の顔が見えて、ストーリーを教えてくれて、美味しい天ぷらがさらに味わい深くなりました。

 

#ニラ団子 #外で食べる食事は美味しい

Emi Murayama Murayamaさん(@emi.murayama)が投稿した写真 –

「おしげさんの宿」特製の「ニラ団子」。

これでもか!というたっぷりなニラ、もやし、桜エビ、生麺をみじん切りにして野菜の水分のみでこねて丸めて焼く。
シンプルな作りだけど桜エビの香ばしさとニラの風味、もちもち感が絶妙でした。

 

ぼんやりするのも、駆け回るのも、何をしてもしなくても良い場所

盛りだくさんのお昼ごはんを食べて満腹満足。

ただでさえ美味しいのに気持ち良い秋晴れの下で囲む食卓は、いつまでも食べ続けたくなる心地よさでした。

おやつが控えているので腹ごなしに裏山を散策。

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都会からくる中学生は、「こんなに大きな声を出して走り回れる場所なんてないから」と、山を駆け上ったり、田んぼ道を何度も何度も走り回ったり、びっくりするくらい弾けて楽しそうにしているようです。

大人でも駆け上ったり、走り回ったりしたくなります。

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45年前に移住したエイちゃん(右)と1か月前に移住したシンちゃん。

移住の先駆け的なエイちゃんの様々なエピソードは、心にしみます。

山の頂上に切り株がいくつかあり、絶好の場所になっています。

落ち込んだとき、考え事をしたいとき、ここに座って自然を眺めよう、そう思いました。

 

人気プログラム、竹でバームクーヘンをつくる!

3時のおやつは…「竹のバームクーヘン」!

竹でバームクーヘンを作るって、どういうこと?!

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炭火で火をおこし、竹を火であぶりながらよく拭きます。

そこにバームクーヘンの生地を一周するようにかけます。

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生地が垂れないように最初は速いスピードで竹をくるくる回します。

垂れないくらい固まってきたら、ゆっくりと回しながら焦げ目を全体につけていきます。

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一層目がこんがり焼けたら、その上から生地をかけ、またこんがり焼けるまでくるくる回す…を繰り返し、繰り返しやります。

 

地道な作業ですが、2人でやるのでこれがなかなか楽しいのです!!

見ている周りの人が焼けていないところを「もう少し左!」「もっと火に近づけて」などヤーヤー言いながらするのも、また楽しく盛り上がります。

カップルや婚活イベントなどでやったら良さそう…!

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ご主人のエイちゃんは、尺八の師範!(他にも詩吟や社交ダンス・野尻町の歌を作詞作曲するなど多彩な方!奥様のおシゲさんも絵と茶道の先生!アーティストご夫婦なのです)

くるくるとバームクーヘンを焼く空間には、尺八の生演奏でアメージンググレイスが流れ、より一層素敵な時間になりました。

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完成!!!

ちゃんとバームクーヘンの層になっている!

ふんわり&外側はカリッと。

おいしいぃぃ!!!

自分たちの手で、みんなでバトンを渡しあうように作り上げたバームクーヘンだから、その過程を含めると、さらに美味しさ倍増。

竹でバームクーヘンを作れるなんて…

炭火で外でバームクーヘンを作るなんて…

なかなかできない貴重な体験で仲も深まるし、これはいい思い出になるなー!とやってみて実感しました。

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ちなみに、雨の日はエイちゃん先生が様々なゲームや手品を教えてくれます。

こちらの写真は「石取りゲーム」。

順番に石を取っていって最後に1つ残った方が負けというシンプルなゲームですが、これがなかなかにはまります。

都会の中学生もはまって、帰り時間ぎりぎりまでやっているそうです。

 

自然の中で、大地の恵みの採れたて食材を使って火と陽のエネルギーの元に料理を作り、みんなで食卓を囲んだり、ゆっくりしたり駆け回ったり、

自然との、大地との、人との、そして自分との「繋がり」を五感全部で感じられる体験プログラムでした!

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ABOUTこの記事をかいた人

Emi

北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。 広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。