絶景やお洒落なカフェよりも重要な観光資源は人である@愛媛県内子町

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先日の竹田市に続き、愛媛県内子町のファームイン古久里(20前以上も前からグリーンツーリズム、農家民泊という切り口で宿をご夫婦で経営されている)からお届けしています。

1日のトータル走行距離は300kmほど。
朝も早よに出発し、臼杵港からフェリーで向かうは愛媛県八幡浜。

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船上の甲板から。

今治のさいさいきて屋(JA管理による日本最大級の直売所)を経由して、内子まで。ルートを振り返りつつ、各施設の写真レポート、所感を共有してみます。

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(八幡浜港すぐ前、人気道の駅”みなっと”にて。日本のアマルフィこと八幡浜は伊達じゃない。)

さいさいきて屋

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JA管理による日本最大級の直売所ということでとかく広い。野菜、肉、魚、加工食品だけでなく、陶器や竹製雑貨etc..印象としては直売所というよりも和製ショッピングモールと言うべきか。ここに来ればなんでも揃うというスーパーに近い。

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併設している食堂は学食システムに近いセルフサービス式。シンプルな食事にも関わらず平日13時過ぎにも大盛況なのは、立地条件、一見したところ周りの競合も少ないというのが大きいか?

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これで740円と決して安くはないが大人気

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写真がややボケているが食材は全部今治産。という文字の横に小さく”ほぼ”と書かれている。こんな風に開き直られると、クスッと笑えるからいい。

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お洒落な屋外カフェも併設している。

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旬なフルーツを使ったスイーツも充実。

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さいさい農園という貸農園も運営。年額1万円で自分専用の区画を借りて菜園生活のスタートが切れる。

さいさいきて屋の魅力やあれこれ..

大規模な直売所、レストラン、カフェ、貸農園と複合的な機能を備えた総合施設となっていている点、施設のデザインが綺麗にまとまっている点は魅力として感じた。今後、小林市の中心市街地活性で大規模に変革するのであれば、こうした施設であって欲しい。

一方、いち地域おこし協力隊員としてはこうしたハードとしての大規模プロジェクト構築というよりも、ソフト面から小規模でも発信力ある形を模索していくのが堅実だし、自分の裁量も大きくやりがいがあるだろうとも思っている。

そのうえで今日の宿、内子のファームイン古久里来は参考になった。

ファームイン古久里来

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21年前からグリーンツーリズム、農家民泊を切り口に運営。旦那さんは宿を始める前に欧州各地を巡り、グリーンツーリズムの根付くヨーロッパの事例を見て回った後に、古久里来を始めたという。

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まずは役所勤めの旦那さんがいなくても、農家の奥さんが一人で切り盛りできる範囲からスタート。

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都会の人が自然を身近に感じられる、土に触れられる生活を体験して欲しいということから、普段は五右衛門風呂も自分で火を起こし湯を沸かしてもらうとのことだが、「今日は時間がないから特別」とご主人自ら薪をくべる。

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斬新な円筒型のコテージは旦那さんの頭の中にあるデザインを形にしたもの。地元の大工さんと1年以上かけ、何度も模型を作り直してもらいながら納得いくまでやり直したそう。

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中の様子。円筒型の空間で寝泊まりするのは初めてだが、開放感があって心地いい。バスルームまでの扉が鏡張りなのが、より部屋を大きく見せる。2人部屋を1人利用、朝食夕食付きで9,000円。

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ギャラリー2階にはお気に入りの楽器や画、陶器が並ぶ。

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ジブリの世界観に近いと感じていたら、案の定トトロが好きと言う。

ちなみに宿の名前の由来は「コクリコ坂」ではなく、与謝野晶子の歌から取っているらしい。すごく丁寧に説明してくださったが、知識がなかったためにチンプンカンプン。申し訳ないです。

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地のものを作った旬菜ディナーを食す。

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料理を持ってくるタイミングでおかみさんが一緒になって話をしてくれる。内子の地域のことやら、お互いの興味の話など少人数でじっくり話せるのがいいなと。

宿をやるからには、こういう時間を取れることが理想ですし、寝泊まりはプライベート空間が隔離された寝室があるので、いわゆる家にそのまま泊まる民泊と違ってお互い気疲れする心配もない

これからの観光は人に会いに行く旅になる

さいさい来て屋は勉強という意味で視察の意義は大きかったが、おそらくあえて施設を目的にリピートはしないだろう。しかし、古久里来はもしかすると、ご夫婦二人を思い出して訪れるかもしれない。

今回は1泊で時間もそれほど取れていないが、仮に2泊3泊と時間が長くなればなるほど、二人との距離は近づき、また会いに来たいと思う可能性も上がる。

もちろん古久里来には空間自体の魅力もある。

しかし究極、空間自体の魅力か?人の魅力か?となれば、おそらく人の魅力の方が優先度は高い。

実家に帰ったり、同窓会に出たりするのは、そこに会いたい人がいるからだ。

さいさい来て屋は確かに魅力的な空間だったが、それ以上に記憶に残るのは、古久里来のオーナー夫婦2人の個人的なこれまでの話だろう。

旅も日常も一緒だが、人は個と個の人間的な繋がりを求めている。

だからこそ、これからの観光は人が目的になると思うし、同様にブログも人柄が全面に出ているものこそが刺さるコンテンツとなる。平均値、一般論ではなく、個をいかす視点を追求していく。

視察の旅は続く…

 

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Shinta Hosokawa
岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。
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岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。