先日、久しぶりに北海道函館の実家へ帰省しました。
海鮮、チーズ、ワイン、ビール、スイーツ…就職で地元を離れてから、函館には美味しいものがたくさんあったんだなと実感しています。
今回は一人での帰省だったのでお土産をたくさん買って帰ろう!と思っていましたが、ゆっくりお土産を買う時間がなく、結局最終日の函館空港で買うことに。
今回は函館空港で買える、厳選おすすめお土産を紹介します!
目次
1.高級デザートワイン!はこだてわいん「しばれづくり」
「日本人の味覚にあう日本のワイン」をコンセプトに、国産ワインコンクールにおいて「金賞」「部門最高賞」をそれぞれ2度も受賞するなど、カジュアルさと品質を兼ね揃えたワインを造る(株)はこだてわいん。
その中で特におすすめなのが、完熟した北海道産ナイアガラ種ぶどうを100%使用し、自然に近い形で冷凍し、ぶどうの果汁成分が濃縮された部分のみを搾り出す独自の「しばれづくり製法」で造られた
「キャンベルアーリーしばれづくり」と「ナイアガラしばれづくり」!
720ml各税込2916円と少しお高いですが、ぶどうの糖度が凝縮されていて甘さと芳醇な香りを楽しめて、ワインが苦手な人でも飲める美味しさです。
冷やして飲むとさらに美味しい!
ハーフボトルもあるので赤白両方買って味比べもおすすめです。
はこだて キャンベル しばれづくり 720ml
2.ドイツ仕込みの伝統的製法「カール・レイモン」のソーセージ
函館の人なら一度は食べたことのある「カール・レイモン」のハム&ソーセージ。
大正14年(1925年)ドイツの食肉加工マイスター、カール・ワイルド・レイモン氏が来日し、函館で始めた歴史あるお店です。
「胃袋の宣教師」と呼ばれたカール・レイモンの、ドイツ仕込みの本格的で独自の哲学と愛情が詰まった技術が受け継がれた味です。
函館には「レイモンハウス」という直売店があり、工場見学もでき作りたて焼きたてソーセージを食べることができ観光客にも人気のスポットになっています。
もちろん素材にもこだわり、市販のソーセージなどと比べ添加物等を極力使っていない点も魅力的。
チョリソーやハーブソーセージ、サラミ、ハム、ベーコンなど種類も豊富!ソーセージは1パック(135g 6本入り)680円~なので、お好みでいろいろ試せるのも嬉しいです。
函館カール・レイモン 4点セット 定番ギフトセット CR300TNH北海道ギフト 人気商品
3.トラピスト修道院の「トラピストクッキー」
さくっと軽い歯ざわり、口の中でじんわりとバターが広がる、王道のクッキー「トラピストクッキー」(3枚×8個入り488円〜)。
明治29年(1896年)に創立された灯台の聖母トラピスト修道院で作られてています。
「祈れ働け」の精神をモットーに暮らす男性修道士たちが、酪農業をはじめ乳製品製造業にも力を入れ、明治30年(1897年)には北海道で最古のバター作りにも着手。フランス人修道士から勧められ、レシピを伝授され作り始めたことがはじまりです。
「菓子業界の流行には乗らず、この味を守り、次世代に受け継ぐこと」
この考えで作り続けられ、自家製のフレッシュな発酵バターと、乳酸菌が豊富に含まれた風味豊かなバターミルクがたっぷり入った、シンプルだけど贅沢な味わい。
そして昔から変わらないシンプルなパッケージも美味しさを引き立てます。
トラピストクッキー 12包
4.発酵バターで作る「トラピストバター」
トラピストクッキーと同じくトラピスト修道院で作られる「トラピストバター」。
中世から続くフランスのシトー会修道院の伝統製法による、日本では珍しい生きた乳酸菌を発酵させたバターです。
丸い缶の中にたっぷりバターが入っているのも食欲を注ぎます。
パンに塗ったり、お菓子作りに使ったり、クラッカーに塗ってワインと一緒に食べたり、香り豊かな味わいを楽しめます。(1缶1,585円)
トラピスト修道院は観光名所としても人気で、濃厚な味わいのソフトクリームも販売しています。
函館の トラピストバター
5.とろける美味しさ!スナッフルズの「チーズオムレット」
開港都市である函館は食文化が早くから進んでいて、ケーキ、焼き菓子、和菓子、パン屋…美味しいスイーツ屋がたくさんあります。
その中でも大人気のお土産スイーツがスナッフルズの「チーズオムレット」。
「半熟オムレツのような」とろりとろける口溶けのスフレタイプのチーズケーキです。
北海道産の原材料を使用し、冷凍は一切せずに毎日焼き立てを販売しているので、日持ちがしないため帰る直前に買うのがおすすめです。
2000年に発売し、航空会社の客室乗務員さんから口コミで広がり、全国的に人気の商品になりました。
チーズオムレットの仲間、濃厚なチョコレートケーキ「蒸し焼きショコラ」とのセットも!
お土産のお菓子という枠を超える、ケーキ屋さんが作るこだわりのスイーツです!(8個入り1,200円)
ペイストリースナッフルス チーズオムレット (8個入) チーズケーキ
6.江戸時代から続く歴史、五勝手屋の「丸缶羊かん」
函館の近くの港町、江差町で明治3年(1870年)創業の老舗和菓子店「五勝手屋本舗」の「丸缶羊かん」。
そのルーツは江戸時代から続き、祖先が慶長の時代(1596〜1615年)にこの地で豆を栽培し菓子を作っていたことがはじまりとされています。
昭和11年には(1936年)には天皇が函館に行幸した際のお土産として献上され、知名度は全国区へ。
この印象的な赤いパッケージを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
底の方から羊かんを押し出して、付属の意図で切って食べる丸缶羊かんオリジナルのスタイルは、羊かんの常識を覆し一大ブームに!
魅力的なパッケージ、糸を使って食べる楽しみ、そして相当なこだわりをもつ豆で作られた味はコクがあるけどさっぱりしていて、いくらでも食べられる美味しさです。(ミニ丸缶羊かん:1個206円)
五勝手屋(ごかってや) ミニ丸缶羊かん1本
7.シャンパンと相性抜群!ロイズ「生チョコレート」
北海道のチョコレートの代名詞「ROYCE’」の「生チョコレート シャンパン(ピエール・ミニョン)」(1箱778円)。
生チョコレートはお土産で持って帰るのは少し心配でしたが、保冷材を入れてもらえば問題なく持ち帰ることができました。
生チョコレートも定番の味から期間限定の味まで様々な味がありますが、今回おすすめするのは、
各国のフランス大使館でも愛飲されている、家族経営の小さな醸造所で丁寧に造られるシャンパン[ピエール ミニョン]を使った生チョコレート。
ワインやシャンパンとの相性もぴったり、一口で贅沢な幸せ気分を味わえます!
ROYCE'(ロイズ) 生チョコレート シャンパン
8.定番だけど外せない!六花亭「マルセイバターサンド」
北海道のお土産の代名詞とも言える六花亭の「マルセイバターサンド」。
定番中の定番ですが、お土産に買っていくと必ず喜ばれる普遍的な一品です。
専用の小麦粉でつくったビスケットに、ホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100%のバターをあわせたクリームをサンドした、濃厚で確かな至福の味わい!
冷蔵庫で冷やして食べるとさらに美味しいです(5個入り650円)。
坂本龍馬の子孫、坂本直行氏がデザインした、十勝六花(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ)などが描かれている、包装紙も素敵です!
六花亭の紙袋に入れてお土産を渡すだけで、一気に上品さが増すような気がします。
六花亭 マルセイバターサンド 10個
9.白い恋人に続く人気商品、石屋製菓「美冬」
北海道の定番人気お土産「白い恋人」の石屋製菓の、「チョコレートの技とこだわりが詰まった」チョコレートスイーツ「美冬」。
繊細な味わいの「ホワイトチョコレート」×「マロン」。
ほろ苦さと酸味が印象的な「ブラックチョコレート」×「ブルーベリー」。
力強いコクのある「ミルクチョコレート」×「キャラメル」。
試行錯誤の末生み出された3種類のチョコレートと絶妙なバランスのフィリングが、上品な美味しさを醸し出しています。
3個・6個・12個入りは、すべて3種類の味を楽しむことができます。
3個入り(390円)も箱に入っていて、ちょっとした(でもちょっとリッチ感がでる)お土産に最適!
石屋製菓 美冬 6個入
10.食の達人にも選ばれた北海道噴火湾産の「無着色たらこ」
最後は、北海道公認!食の達人が選ぶ「2015北のハイグレード食品+」認定商品にも選ばれた丸鮮道場水産の北海道噴火湾産「無着色たらこ」。
北海道鹿部沖の噴火湾で獲れた良質なすけとうだらの真子を水と沖縄の塩だけで味付けした完全無添加・無着色のたらこ!
スーパーで買うたらこはいろいろ添加物が満載で、食べたいけど安心して食べられないジレンマがありますが、こちらは塩で味付けしたのみ、添加物などを気にせずたらこ本来の美味しさを堪能できます。
1箱(300g)3,000円のお値段も納得できる美味しさです!
北海道噴火湾産の無着色たらこ
北海道は食の宝庫
函館空港で買えるお土産10選、いかがでしたか??
函館(北海道)は食の宝庫、美味しいお土産が満載なので、もちろんこれ以外にも魅力的なお土産はたくさんあります。
函館に行った際はもちろん、今はオンラインショップでも買える商品が多いので(各記事の最後にリンクを貼っています)、気になるものがあったらぜひ食べて飲んで北海道を感じてみてください!
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日刊繋ぎ屋マガジン(平日毎日更新)
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Tsunagiya Library
北海道函館出身の86世代。自然の中で食・住・ナリワイを創る暮らし目指して、2015年9月26日から夫婦で東京から宮崎県小林市野尻町へ移住。広告営業、地域情報誌の記者編集、広報などを経て、現在は地域おこし協力隊&聞き書きライターとして活動中。
広報PRの仕事や聞き書き本の制作・ハーブを中心とした畑づくりをしながら、移動式古書カフェ・ゲストハウスオープンへ向けて準備中です。