先日、自宅近くの道の駅ゆ〜ぱるのじりにて巨大むかごを発見しました。というか、大き過ぎるのでもはや、むかご芋と呼ぶべきなのかも…しかも500gで100円という激安ぶりです。
むかごとは?
僕自身も自然薯の一種ということしか前知識がなかったので、簡単に調べたところ…
自然薯のツルに付く小さな芋のような実。
むかごの味は、自然薯の香りとコクが凝縮された、素朴な味わいです。
むかごを土に埋めると、発芽して自然薯の種イモになります。つまり、自然薯と同様に栄養価の高い健康食品です。出展:jinenjyo.net
僕が見つけたむかごは小さな実とはとても呼べる代物ではありませんでしたが、”自然薯と同様の栄養価”というフレーズがそそります。
栄養は山芋とほぼ同じで、実は山芋よりも高い栄養価を持っていたりもするのです。 日本人に不足しがちな鉄分やカリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれています。 さらに皮ごと食べることができるので、繊維も摂取することができます。
出展:一般社団法人チームむかご
日本人に不足しがちな栄養素がたっぷり含まれているとのこと。
ちなみにむかごと検索すると、下記のような画像が出てきます。
こちらが一般的なむかごの姿。
一方、僕が見つけたむかごはこちら。
重さを測ってみます。
1個で250gです。2個で500g。めちゃくちゃ大きい。
これだけ大きなむかごを育てる人たち、しかも500gで100円という破格で販売されている方はどんな人だろう?
疑問に思ったので、早速生産者情報を元に伺ってきました。
耳が少し遠いようでしたが、電話でのやり取りに難しさを感じながらも、なんとかお会いできまして。
82歳の旦那さんと、79歳の奥様。お2人でで栽培されているとのこと。
なんでも3つで1,800円(高っ!と思いましたが、むかごの種芋は高価とのこと)で購入した種芋が、4年ほどかけて広範囲に育ち、今では200kgのむかごが育つとか。
1つの峰に100kgのむかごが育つそうで。
中はこんな感じ。
週に2、3回道の駅に下ろしているらしいですが、現在100kgほど余らせているとのこと。
100kgのむかごの山
お二人で裁くには量が多過ぎるという理由で、500g100円という破格の値段になっているようです。
「これで100円?おぉ、ラッキー!」と思っただけで終わらせず、こうしてお話が聞けて現場の状況が把握できてよかった。
※むかごの販売は中止しました!
調べてみると今年はむかごが収量が足りていないところもあるらしく、
天候不良等による収量の減少のため、2015年度のむかごの販売は休止させていただいております。お問い合わせもいただき申し訳ございませんが、どうぞご了承ください。
出展:チームむかご
むかごを購入したいという人は、ある程度いるんじゃないかと。
調べてみると、一般的なむかごの値段はピンキリですが、1kg2,000円〜3,000円くらいが相場のようですので、2kgで送料込みで2,000円位だったら欲しい人いるかなー?と思ったので、募集かけてみます^^
むかご1〜2kg、1,500〜2,000円くらいで欲しい方いらっしゃれば、お問い合わせよりその旨をご連絡ください。
ちなみに、お二人曰く「いつ最後になるかわからない。」とのこと。既に高齢ですので、今期だけで終了の可能性も大いにあり得ます。今年の分は確保できても、来年はどうかわかりませんので、その点了承の上で、希望者はご連絡頂ければと思います。
よろしくお願いいたします!
※むかごの販売は中止しました!
ちなみにむかごの食べ方としては、シンプルな塩茹でやむかごの炊き込み御飯などは簡単でオススメ。
塩茹でむかご
他にもチームむかごのレシピページは参考になるので、さらに詳しく食べ方を知りたい方は参考にどうぞ。
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岩手県出身の86世代。2015年10月、東京から小林市へ地域おこし協力隊として移住。情報発信からの現地滞在、新たな人の流れを作るべく。メディアを育てつつ、ブックカフェ兼ゲストハウスというリアルな箱を準備中。